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皮膜色や種類によって、音が変わるという説があるが、そのことについて。メモをコピーした形。

色をつけると言うのは大抵が金属を含む塗料を練りこんでいることになるので、
ケーブルの容量が変わり、高周波特性や、容量による高音ロールオフが起こる帯域が変わる。
また水分によって起こる表面漏洩電流も音質劣化の原因。
これを最小限に抑えるためにポリエチレンやテフロンなどを使う。磁性が少なく水分を通さないモノほどよい。
水漏れがないものにはパラフィン、琥珀、ロジン、ポリエチレン、テフロン、シリコン、硫黄などがある。
また、ガスを使うと空気中の水分に溶け出して音質に悪影響があるとも(電解質皮膜)。
ケーブルでも抵抗でも基本的に太いと高音が落ちる。ただし細いと低音が落ちる。兼ね合いが大事。
ケーブルでは高分子素材を用いる場合、染色には無機顔料が使われるが、ほとんどが毒性をもつ。
どっちにしろほとんどが金属ベースだから磁性はあるし、導通のあるものもあるだろうし普通に音質に影響あると思われ。
赤、白、黒、がメジャーで、灰色が一番特性出易いとのこと。

ここらへんは練りこまれている金属依存なので調べないことには。
とりあえず調べたものまとめ。
ケーブルは距離に応じて皮膜の音が乗る。これは複利的に計上されていく。
よって皮膜を定期的に切断してやる事で福利ではなく、単利に近い計算にできる。
しかし皮膜を一部だけはぐことによって弊害もあり、そこでインピーダンスが変化してしまうこと。
ケーブルはインピーダンス変化が無いことが理想なので、この変化はリスクにもなる。
よって端子の半田付けも半田でというより実際に線と端子でつながっているような形の方が良い。
ケーブルは太いほうが抵抗値は下がるが、代わりに皮膜の体積が必要になるため、付帯音が大きくなり、静電容量の関係で高音がロールオフする。
細いと低周波が通りにくくなるし、細すぎると抵抗値が上がり、結果として高音もロールオフする。兼ね合いが大事。
上にも書いたように皮膜の音が乗るので、皮膜に練りこまれている素材の音ものる。ということはフェライトが練りこまれていればフェライトの音がする。
同様に皮膜のうち何割かは色づけするときの顔料の音が必ず乗ってくる。
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新年一発目のオーディオの話。

iFiAUDIOのiUSBPowerを導入しました。

導入によって理論的に改善されるのがPCからのノイズを減衰し、後段にかかる負荷を下げる。もちろんケーブルも実質的にアナログ回路となるので、信号にのったノイズが少ないほうがケーブル内での干渉ノイズも低減できるはず。また、電源もレギュレーションによって有る程度ノイズをへらせるので、USB用トランス電源の無い方にはおすすめ。

USBトランス電源はノイズが少ない反面電圧が落ちることがあるので実はスイッチングでも音の良い(美味しい電圧の)製品も存在するはずだが、今のところトランスのノイズ減衰のほうが音質に対して効果的なようです。

後段への負荷がへるとどこに影響が出やすいかと言うと、真っ先にクロック安定度に差がでます。また、クロックは電源にもシビアなので、電源電圧やノイズの少なさは音質改善に大きな影響があります。これらのことからUSBバスパワー動作するような機材ではiUSBPowerを導入することでかなり音質を改善することができる。

エージングがまだ済んでいないので回路が本調子ではないと思うのですが、ひとまず最初のレビュー。音傾向は高音がきっちり立ち上がってきます。中域はかなり分離しますが、違和感はないです。低域が一番かわります。篭った部分が一切なくなります。解像度が増して空間が広がりますが、ちょっときつい方向に変化しています。USBケーブルもエージング終わって無いので、これからですね。

エージングでそんな音かわらないよって言う方もおられますが、コンデンサに電荷がたまってテンションがかかるんだから音がかわらねぇはずねぇだろとは思ってます。コンデンサは熱と電気によって状態が変化します(特にOSコン)ので、必ず特性も変化するはずなんですよね。不安定なアイテムですし。耳で検知できるか実際にはコンデンサのみで聞いたわけではないですが、集合体になるとオーダーがかなり変わってくるので検知できると思います。

横道にそれましたが、iUSBPowerはPCオーディオのスタンダードなアイテムとして普及して欲しいところですね。それくらい効きます。USB1.1とかを使ってる方は4kくらいのトランスタイプのアイソレータがお勧めです。同じくらいあるかは比較をしていないので分かりませんが、ミキサー環境につかったところ明確にノイズ感が減りました。PCとせつぞくするならアイソレーション必須かと思います。そういう意味でNASに接続するプレイヤーなんかもLANをアイソレーションしたほうがいいかなと思います。LANはさほど大きなノイズ源となりえるか微妙なところですが、信号ノイズは必ず載るのであって損はしないはずです。

3万しないくらいで買いましたが、価格の価値はあるんじゃないかなと思います。代替品が出てきたら割高になるかもしれませんが、今は適正かなという判断でした。

今回はこんなもんで。では。

ということで あけおめです。

今年のたーるくん。
巷でよく耳にするんですが、デジタルでも音が変わる、変わらないっていう論争。

変わらないって言う人の考え方がどうかっていうと、

たとえばUSB-DACはシステム構成的には亜シンクロナスなシステムであって、クロック動作はUSB-DACが全て整理しなおしている。データを格納して、クロックのタイミングで44個だったり45個だったりを取り出して音にしてる。そしてDACはそんな音が変わらないっていう話。

それからデジタルの場合、ミキサーをパスすればビットパーフェクトな伝送が原理的に可能という。

んーと。あとなんだっけ。一杯有るんだろうけど、俺が関係ないとは思ってないから覚えてないけど、これから書くことを吟味してもう一度本当に変わらないのか考えてみて欲しい。

そして間違ってたら訂正してほしいところ。なぜ変わるのかに関して色々考察が深まるかも知れないし。



順番は思い出したことから書いてるので各自適当に並び替えてください。

USB-DACでデータを整理するけど、データが正しくなくて修正したりでデータが間に合わなくなった時は音が途切れる。この場合はバッファなどを増やせばいいのだが、バッファを増やすとDAC側に負荷がかかる。

USB-DACのクロックも大半が44.1kHz用だけとかがメジャーなので、48kHzとかだとクロックを想定して仮想で作り出してることも多い。というか、そもそも全てのクロックをPCのように仮想的に構築している(リアルタイムなシステムでない)DACシステムすら存在する。

送り出しをしているOSはWinでもLinuxでもMACでも、リアルタイムOSでない。(つまり時間制限は必ずしも守られない。)

USBの電源ラインにはアースとしてノイズが伝播してくる。

USB機器はその認識システムのためにこのノイズを効果的にアースできる機材が非常に少なく、アースを行うことで機器に負荷がかかったり、そもそも認識しないことが良く有る。

そもそもクロックはノイズに弱く、クロック自体の質よりも電源の安定度のほうが音への寄与が大きいくらいなので、ノイズ伝播はもちろん、トランス電源を装備していないものでは音質が顕著に落ちる。

そもそもWinでミキサーをパスしたところでASIOレベルの差異があって、それこそJPlayみたいなのもあれば、ASIO4ALLのようなフリーもあったり、キューベースなどのDAW付属ASIOなんかもあったり、それぞれASIOでも音が違うんだから、根本的に内部処理で音が変わってる可能性。

JPLAYやFiderizerなどについている余分なソフトを切る機能に関してだが、先に書いたリアルタイムOSでないことを少しでも改善するために使われる。理由は割り込みが少なければ少ないほど時間内に動作を行える可能性が高くなるから。

スカイプがあると音響への干渉(複数ソフトのデバイスの共有による)、ネットワーク通信による頻繁な割り込みがあるなど、システム的に悪影響があると必ずしもリアルタイムにビットパーフェクトであるという保障をできるか微妙なところ。



そもそもUSBを使ってる時点で、デジタルで音が変わらないというならPC変えたり、USBの規格がUSB2からUSB3になったりしても音は変わらないし、OSを変えても、ソフトを変えても音は変わらないはずなんですよね。もちろん立ち上がってるソフトの量も関係ないはずなんです。

これはもう完全に主観ですが、デジタルなら同じ音が出るならデジタル出力ならどれ使っても同じはずなんだけど、円形の出力波形とちゃんとしたパルスで比較した場合、パルスになってる機器のほうが圧倒的に音がいい。これは感覚的なものというよりそのほうがノイズが少ない=負荷が少ないってことだと思うわけです。つまり負荷を下げる組み合わせをするのがデジタルでは大事。

デジタルだって根幹は全てアナログなんだけどそこらへんを忘れてる人が多すぎる気がする。


たぶんここまで訳分からんこと言ってるとオーディオ基地外だと思われてると思うんですが、PC組んでも相性あるわけで。それと同じでオーディオの場合デジタルだと音に相性が出てくるって話なんですよね。 正直この一言でいいような気はする。

なんか未だにDACなんてどれも一緒とかさ、デジタルだったらなんだって同じとか言ってる人がいたからカッとなって書いた。反省はするべきだけどしてない。



そういやMACPRO注文したらストレージとドライブだけ先送るよっていわれた。本体2月。MACもちは親父だけ。どうしろと。

ipen2は3月の予定。次は伸びませんように。

また新年ごろにイラストアップするんじゃないかなと。では。
PlayPcmWin、BugHeadEmperor、WaveFilePlayer、Foobar2000+JPlay の4つを試した結果。

今回Fidelizerは試してません。よって再生環境を同じレベルに抑えるためにJPLAYの再生以外の機能を落とすという処理は適応してません。

個人的に音質の評価結果としては最初の4つを示した順番です。補足はまた後ほど。

PlayPcmWin は完璧ですね。情報量があり、かつ全ての音が前に出てきて、ピントも秀逸。左右分離がもっとも的確で、音色も違和感がないです。高音もヒステリックさはなく、やや上の伸びはないかなとは思いますが、まさにリファレンスとして良い音ですね。排他モードでその本来の姿を現すので、やや使いにくい場面もあります。

BugHeadEmperor は音傾向をいろいろ変えられるので面白いプレーヤーです。元の再生能力も高く、素の再生でもASIOを使った再生に引けをとりません。アップサンプリングに個性があるので、使うと面白いのですが、整数倍しか対応せず、アップすると音量を下げる必要があったりと中々曲者です。しかしこれひとつあればあらゆるジャンルにフィットできていいプレーヤーだと思います。

WaveFilePlayer はまさに緻密に鳴らしてくれるという表現がぴったりのプレーヤーです。高音が非常に綺麗に伸びます。が、どうもヒステリックな部分も引き出してしまうようで、美味しい部分もあるけど、汚い部分も存分に引き出してしまう印象です。個人的には音楽的ではないかなという印象。やや高音がきつい感じをうけました。たまに使うくらいでいいでしょう。良くも悪くもベールを剥ぎ取ってしまう印象。

Foobar2000+JPlay はFoobarの色が濃いのか、音が薄いですね。後一歩足りません。動作はJPlayをASIOとして利用した再生です。Foobarは綺麗ですが音が非常に薄くてピントがイマイチはっきりしません。そこに迫力のあるJPLAYを足したのですが、結果は中域上あたりにすっぽ抜けるスポットがありますね。そこだけダイナミクスを感じないのでバランスが崩れています。おそらく他のソフトならまた変わると思うのですが、試して音が良かったときが大変なので手が出ません。


さて、順位的には4つの中で一番下でしたが、どちらにしてもJPlayは存在感を示しました。同時にフリーのASIO4ALLがどれだけ音質的に優れているか良く分かる結果でもあります。音は薄いですがバランスが良く、どちらのASIOも将来性がありますね。面白い結果です。

また、先にデータを読み込むというのも音質にかなり影響しているのではないかという可能性を感じました。前々からDAWソフトは音がいいといわれてるのですが、そのメリットの一つはASIO、もう一つが読み込みなんですよね。これがどう影響するかというと、オーディオでは機材にかかる負荷を最小にする(=アースノイズを最小化する)のが最も高音質というのがあり、オーディオはこの負荷を全ての機器で共有して上乗せしあうのでこのノイズが一定でないときに音質が劣化すると考えられているところがあります。

この先に読み込む機能を持っているのが上位3つのソフトで、先にメモリにデータを展開して、読み込み負荷を下げる効果があるんじゃないかと思うのですが、それに反してBugHeadEmperorでは展開したデータに処理を加えているわけで、処理は重くなっているんですよね。それでもさほどということはどこまでノイズが関係してるのか、などといろいろ難しい問題があるんですが、検証方法がイマイチ思いつきませんね。何か良い方法知ってる方、コメントしていただけると幸いです。


まだ試していないソフトにHQPLAYERがあるんですが、これがJPLAYとも連携できるみたいなんですよね。ただこの場合両方ともトライアル版はありますが有料ソフトなんですよね。そう考えるとソフトはフリー(機材は低価格)で高音質を実現したいという今のうちの再生環境というか、金銭事情を考えるとちょっと違うんですよね。

ってなわけでハイエンドはお金のある方にまかせてうちはまったり中級でやっていこうかなと思ってます。こういうソフトあるよっていう情報あるかたもぜひコメントいただけると幸いです。そんな感じで。では。
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