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SCULPT。それです。

前からPawnShopComp2が良いと書いてたんですけど、
Sculptはさらにそれを強化した後でアナログサチュを抜いたような構成に作れる。
PawnShopCompはアナログとデジタルのシームレスなトーン移行が魅力的だったが、
Sculptはデジタルの中でトランジェントをガッツリ、でも自然に動かしていくというのが面白い。

実は汎用性で言えばSCULPTのほうが圧倒的に上だと思うのだけど、
自分の使い方はPawnShopCompのトランジスタを変更した際のニー位置は急激なカーブで圧縮され、音量が上がっていくと緩やかにコンプレッションがリリースされていくような特性が使いやすかったのだ。

これが再現できるかというのが今回の要点。
結論から言うとほぼできた。

自分は音量を揃えたらとりあえずこのPawnShopCompにぶち込んで奥側の位置。
つまり最小音量とか低域感を均してあげるようにしている。
少し緩やかな特性にはなるが、SCULPTではより細かくここの調整ができる。
で、それが波形で見えたり、トーンコントロールがあったり、MIX量もすべて手が届く範囲にある。

非常に優秀。
半面先読み機能が重く、かなりのレイテンシを背負うことになる。
ここら辺の難しさがあって、単独トラックに乗せにくいという弱点があるが、
再生を止めて再度再生しなおせば同期がかかるはずなので、正直あまり気にはなってない。

TEOTEの導入とIntensityを研究し直してるところ。
ちょっとどうなるかなって感じだけど、適度に隙間を空けることができるかというのが基準点になるかなと。

TEOTEを入れたときの低域が足されて、音量的に波形の隙間がなくなることで野暮ったくなったりと調整を色々見てる感じですな。
自動系は難しいから基準にして別のEQで触るというのはアリだなと思ってる。
MAATのオレンジ欲しいけどさすがにプラグインEQに8万ポンと出せんもんで。

ちょっとずつ環境が変わってるプラグイン界隈ですけど、色々試したいところ。

あとPCM配信でMIXを魅せながらやる「Listento」ってサービスとかも使うかちょっと迷ってるところ。
前からMIXの時の音聞きながら確認したいっていう要望があって、何かいい方法は無いかと模索しているところ。
結局圧縮するとなんかこんな感じみたいなところに終始するから、
細かいトーンとかはとらえられないんだよなぁと。

月額1200円でほぼ使わないってなると厳しいので考え中。


ということで生存報告でした。
再生周りの強化は順次やってるのでなんかそのうち書くかも。
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とりあえずこれだけあればいいレベルのプラグインが変わってきたので。
正直こいつら全員が最強格だと思ってる。


EQ
 TBTech KirchihhoffEQ(環境トップEQプラグイン。ProQ3をゴミ箱にダンクするレベル)
 ToneEmpire BlackQ(質感好き)
DEQ
 Masterlab DynaQ(トランジェントシェイプEQに近い)
Comp
 Korneff Pawn Shop Comp 2(メイン)
 Acustica系通すだけ(音像用)
 WavesFactory TrackSpacer(良い感じに雑なダッキングかましてくれる。歌みたのオケに使う。)
マスタリングコンプ
 ToneProject Unisum(神。使いこなせないけど。)
 Acustica ElRay(通せばエロくなる)
ユーティリティ
 DDMF MetaPlugins(負荷を気にせずオーバーサンプリングで殴れるほか、ルーティングが強い)
サチュ・エンハンサー(本来の目的と違うものが多い)
 KIT N105(実質トランジェントシェイパー)
 Kush OMEGA458A(音の輪郭出し。特に先端。)
 ToneProject Kelvin(質感微調整)
 Kazrog True Iron(音像系最強。特に1166AとO12?をずっと使う。)
 ProcessAudio Suger(賢いエンハンサ代表。帯域内でバランスを取って倍音付与してくれる。)
マキシマイザー(使わないほうがOK出てるので正直ラウドネス調整時代には不要レベル)
 Flux Syrah
エコー
 ReverbFoundry TaiChi(これ一本でなんでもできる。話が非常に速い。プレートはドライブ感が不足するため、そこだけ別が欲しい)
 Arturia Rev PLATE-140(おそらくもっと良いのがあるが、現状で使ってるのはこれ。ドライブ感が強く、まとわりつかせやすい。)

とりあえず現環境でこれだけ持っておけば困らないシリーズ、自分だったら何だろうってなってまとめた。
おそらくチョイス的にはコンプでピーク落とすところをサチュで無理やりやってるという感じ。
倍音ごりっごりなので、特殊なんだろうなとは思いながら書いてる。

やっぱり今回のBFはキルヒホッフEQの出現、DynaQというトランジェント系最強EQの出現によって、MIX時の最強の代名詞的EQであったPro-Q3が完全にランク外まで外れたのが衝撃的だったかなという印象。
リバーブについてもTaiChiは個人的に衝撃的で、イントロセールとは言えこれが1万で使えるのかと衝撃を受けた。普通のリバーブは横に広がっていくんだけど、TaiChiは奥に広げられるし、ダッキングもコンプもかかる、EQも出来るといったリバーブ版チャンネルストリップといった出来。個人的には完璧です。
コンプは思想がもろに出るところなので、なかなか神がかったものは見つからないと思うけど、良いの出るとうれしいなぁ。
PawnShopComp2以上に好みな音が見つからなくて困ってる。レシオなんかステップで使いにくいはずなのにメインから外せない美味しい音がする。

ちょっと今はプラグインも揃ったし、実機で色々出来んかなと実機の導入を計画中。
無事導入できれば機材通したMIXも出来るようになって幅も広がって速度も上がるかなぁといったところで。

ちょっと最近のラッシュで楽しくなったので書いた。
クレジットの請求は見ないこととする。上限いったというだけでもう駄目です。
タイトルまんまなんですけど、3つほど革命的じゃねぇかっていうEQがぽんぽんぽんとリリースされてます。

〇KirchihhoffEQ?綴りわからんけど、キルヒホッフEQらしいです。
 これ本家見てもらうのが一番だと思うんですけど。。。
 凄いところを上げておくと、やっぱり一番はナイキスト周波数付近でゆがまないってこと。
 ほかのEQだとこれを高周波に棚上げしてしまうために、オーバーサンプリングかけて負荷ががっつりかかってしまうんだけど、これはもうそういうの関係なくそのまま使える。
 そして、そのおかげか高音がかなり解像度高い。
 DEQも持っていて、基本的にPRO‐Q3の上位互換。
 バグ修正も早く、リリース1週間で今バージョン1.7?です。
 バグだけじゃなくて要望が出た機能すぐつけてきた対応の速さ。
 今エンジニアさんがコミュニティで低音の改善要望だしてて、もしかしたらこれ一本で戦える時代が来るかもと話題のお化け。
 イントロ価格12kという安さも含めて環境破壊だと思います。これ必須級です。
 現状だと低音域はthEQorangeを使いましょうって言ってるひと居たけど、個人的にはそっちが高すぎて買えないので、これで良いかなぁ。。。と思ったり。
 まぁ。。。困ったらエーデルワイス君いるから頑張ってもらうしか。。。

〇SplitEQ
 トランジェントと音色に分けて調整出来るEQ。もうね。それ以上の説明ないっすよ。
 ちょっと全体的に荒いけど、唯一性が高いのでしばらくお世話になるかなと思ってます。
 個人的には高低で距離感が変わってるものの調整や、締まりの悪い低音を締める役割で使うかなと。
 歌ってみただけやってるので出番は少なめだと思うけど、ここぞというときに効きそう。

〇Claro
 Sonnoxの地味だけど品質が高い音を引っ提げて、各トラックのバランスを調整するためのツールが出てきた。
 トラック間の干渉を視覚化することで効率よく音圧を上げられるようになる。
 理解できないのは何故DEQじゃなかったのかだけ。ほんとこれだけがマジで謎。
 EQの品質は非常に高い。

他にも欲しいものがあるのだけど、今年のBF前にこんなに金使わされると思ってなかったのでちょっと口座見るのが怖い。。。
やべー。と思いながら。
別に宣伝じゃないけどYoutubeの動画で見たのがやばかったり、プロが絶賛してたり。

プラグインはこちら。
https://kitplugins.com/products/kit-bb-n105
https://www.toneprojects.com/kelvin-tone-shaper.html

二つとも優秀なんですけど、個別に紹介しますね。

KITのBB-N105
 プリ系のサンプリングで優秀っていうと真空管系が多かったのだけど、こいつは衝撃的だった。
 アナログみたいにINOUTで調整するタイプのプラグインなんだけど、驚くべきはその質感で、高音の丸め方といい、アナログテイストをかなり良い感じに実現してる。
 あとヘッドルームでコンプがかかったような叩かれ方をする。でもデジタルのメリットであるハイが残る。
 叩かれたところがサチュっぽくなって叩かれた感じを感じにくく、非常に使いやすい。
 ナチュラルに粒を立ててくれる。EQも悪くないです。
 ボーカルが通すだけでエロくなるまである。やばい。(紹介とは)

ToneProjectのKelvin
 パープルっていうトランスのシミュがまじで秀逸。
 というかこのトランスと真空管2くらいしか使わない。
 濃厚って感じではないけど、質感の持たせ方がきれい。
 ToneProjectはこういう痒い所どころかすべてに手が届く奥深すぎるプラグインしか出さないなぁ。使いこなせるとは言っていない。


プラグインはあとちょこちょこ触って、マスタリングをFinalizerに任せるようになりました。
TCのソフトはいいぞぉ。
それは置いといても、こいつはホントほんの少し表面を撫でるだけでめちゃくちゃ方向性も変えられるので、毎回「そんなのもあるのか」ってマスターの段階で驚くんだよね。
Samplitudeにして初めて使い方がわかって輝き始めた高価なソフト。
ソフトの使いこなしって結構使ってみないとわからないよね。。。
頭でメリットがわかってるのと、実際使うのとは違うなと痛感する。


スピーカーは端子が壊れたとかでSX500ドルチェのメンテ品に変更。
良い音で鳴ってます。Spiritのジャンパ必要な状態から変わると音の鮮度というか高音低音の速度差が出なくていい。スパッと立ち上がってすっと引くのでリズムつかみやすい。
これが密閉だよなぁと思いながら。

スピーカーケーブルもDHLABSのやつに交換。
こんなやつ。
https://www.dhlabs.jp/product/13
ある程度煮詰まってきたけど、あとはDACの電源だけ高品質なものに交換したい。
10万たまるまで我慢。


あとVT2000ってマイクを改造にだして音聞いてずっと爆笑してたり。
でもマイクプリを選びすぎて今完全に使えるものがない。
比較的マシなのがSoundDeviceのマイクプリだけど、こいつはハイのロールオフが顕著でこもって聞こえてしまう。そんなわけでちょっと選択肢を物色中。
おそらくOZのマイクプリになるかなーと思いながら色々見ているところ。
またMNGしたらブログ書くかも。
最近はDAW関連の話がやたら多いっすね。

結論から言うとメインDAWをSamplitudeに変えました。
手持ちDAWはFL、S1、Samplitudeに。

FLは音質は問題ないけど、音がかなり硬い。
ツール類やスペクトラルビューといった強力な武器、アプデ無料はやはり大きい。
本格的に始めるならまず間違いなくおすすめの筆頭。
どちらかというと打ち込み向きだが、それはそれとしてもエディット品質や対応速度、ルーティングの自由度など、GUIに慣れればまず間違いなく一番痒い所に手が届くDAW。

S1。こいつはプラグインの対応がやや弱いことが多い。
どちらかというとプラグインメーカーの問題だけど、美味しいプラグインの機能が使えなかったりする。それを差し引いても内部処理64ビットの音は良い。そのうえで変換の際に補間する関数によりトランジェントピークがおかしくなることがある。コンプを扱いにくくなるのでこのバグはしばらく様子見する必要がある。
MACの時には感じたことがないので、おそらく設定にも依存するのだろうが、何にせよ出るは出るのだ。
S1のディザーは弱い。それがもとでリアルタイムと書き出しで印象が違いすぎて困ることが多い。
内臓ディザーを切って、外部のディザーにするのが必須。
自分はGoodDitherっていうやつを使ってる。19ドルという安さから驚くほどクリアな音質が得られる。ただ、S1の64ビットと合わせるとクリアすぎていたい音になることも。そこは調整。

本命。Samplitude。
とにかくアナログ感のあるモニター音が優秀で、出力段にテープシミュが挟まっていて、書き出しとモニタがあまり変わらない。S1と比べても音圧が高く、セコイアほどじゃないが、音質も悪くない。というかセコイアがやばいだけで、音質勝負で言えば数万のDAWでは上位だろう。
セコイアのシルキーなのに押し出しもある音はちょっと反則ですね。
そんな感じでモニタしやすいのと、音質が良いこと、歌ってみたのサウンド傾向にはS1よりも相性がいいことなどが主な理由だけど、プラグインとサウンドの相性も影響した。


サチュレーションを多用することが多いのだけど、S1と汚し系は実はヒスっぽくなったり低音が甘くなったりしやすく、実はあまり相性が良くない。
SoundtoysのDecapitatorの導入、TCのMD3(ノーマライズ部分が汚れる)の導入も相まって、汚したら汚した分前にでて、かつアナログっぽくまとめられるというのが試用してわかった。
実質的にデメリットが消えるのだ。

というわけで導入。簡単な話だ。

そしてこの特性によって輝いたプラグインがTrueIron、StageOneである。
汚し系筆頭のトランスシミュであるTrueIronがボーカルの情感出しとして機能しやすくなった。
StageOneはコンプの前に入れて広げてやることでボーカルの口を広げられる。
半面S1の時より奥行きは取りにくくなったが、まぁ仕方なかろう。やりたければ何とかする、って感じだ。

GUIが見やすいのと、S1よりイメージや周波数バランスを確認しやすく、プラグインのプリセットが固まっていれば優秀なワークフローを組めると思う。
値段がかなり高いのがネックだが。。。パッケージはいらないソフトしかついてこないので安いのを買った。
ま。メロダインはS1買った時点でついてきてるしな。それ以外はFLで事足りる。

音源もらってなくてジャッジする人が居ないけど、これはいろいろはかどりそうで楽しみ。
音源もらえんかなー。

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