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セッティングが甘くてオヤイデのうまみが出てなかったらしい。そんなわけでちゃんとセッティングつめた時の音質のレビュー。
非常にあっさり、味付けは空間的に若干遠くなることか、定位がはっきりすることは無いので、味付けが強いわけではない。空間として配置が遠くなるため、圧力が低くなるが、音の分離がしっかりと分かる。
自分の好きなベルデンの近い、迫力のある音は団子になりやすい。しかしあの圧力がたまらないんだな。。。
良くも悪くもオヤイデは非常に情報量が多く、そつなくこなし、それでいてモニター的に冷たい。色艶はそれなりにあるのだが、煌びやかというまでではない。ベルデンの異様な派手さとは完全に別物。この個性の違いが最初オヤイデの良さが分からなかった原因なのだろうね。
そんなわけで、過去の記事ではほとんど触れてなかったオヤイデだが、価格に比べて異常なほど性能は高い。
モンスターケーブルが最近大量にヘッドホンを出しているのだけれど、ケーブルはベルデンに派手さ、低域の切れのよさ、情報量、どれをとっても負ける。オヤイデとは方向性が違うが、ある方面で完成しているオヤイデに対してモンスターは劣化している印象を受ける。ここらへんがモンスターを信用できない個人的な理由であるが、世間的にモンスターの評価は高い。否定はできないね。
そもそもケーブルの質は線材のそれはさほど関係ない。銅だろうが、銀だろうが、耳で聞いた感じではプラシーボでなんとなく銀のほうがさらさらしてる感じがする程度か。
オヤイデはステンレスの端子を使っているが、これは金の端子を避けたということだろう。
そもそも金はやわらかくて、結局ほかの金属を混ぜた合金になっている。ということは、実は剛性を保つには結局ステンレスなどでも技術があればある程度の精度が出るのだ。で、電気的に一番困るのが変形である。これによって端子の接点が減れば、それだけ抵抗が増える。結局長期的に見て硬い金属のほうが好ましい。といっても、電気が通りやすいのはだいたいやわらかい金属なのだけれど。
それよりももっと変わるのが半田だ。これがあるから特注がたくさんある。半田は熱が加わって線材が劣化する原因があるし、何より、半田自体が抵抗だ。より少なく、より効率的に半田付けできる人に任せられれば質は一気に向上する。オーディオをやってない人は意外と半田というものが盲点になりやすい。気をつけてくださいね。
そんなわけで、こういうことがあるから中国製でも質が高いものができる。というか、日本にそういう工業の基本的な技術に特化した人が減っていることを考えると中国製工業製品は 当たれば 非常に上質なものが買える。
構造も大事で、長くとるコードはしっかりした構造でなければ、雑音が入る。
USBであれば、シールドとサージがついていると非常に好ましい。このサージはデジタルにしか安くではつけられないから割愛する。
ので、簡単にまとめてみると、
線材はそれこそ針金でもよい。
端子はできる限りしっかりとしたもの、かつ、さびにくいものが好ましい。
構造は短ければ取り回し最優先。長くとるならシールドは最低限ほしい。
フェライトコアはあるとよい。あるいはオーディオトルマリンなどをおいてもいいが、どちらも結構高い。
サージはついているものが少ないので電源周りにでもいいかな。
そんな感じ。
個人的な感想だけれど、端子が銅だろうと金だろうと、最終的な微調整であって、その前にスピーカーやイヤホン、そしてアンプとの相性など、どんなものがいいなんてなくて、製品としていいものじゃなく、自作したほうがいいもの、それから製品の規格になってないものなんかもたくさんあるオーディオの世界。
興味があればこんな世界にもぐってみるのもいいんじゃないかな。なんて。
非常にあっさり、味付けは空間的に若干遠くなることか、定位がはっきりすることは無いので、味付けが強いわけではない。空間として配置が遠くなるため、圧力が低くなるが、音の分離がしっかりと分かる。
自分の好きなベルデンの近い、迫力のある音は団子になりやすい。しかしあの圧力がたまらないんだな。。。
良くも悪くもオヤイデは非常に情報量が多く、そつなくこなし、それでいてモニター的に冷たい。色艶はそれなりにあるのだが、煌びやかというまでではない。ベルデンの異様な派手さとは完全に別物。この個性の違いが最初オヤイデの良さが分からなかった原因なのだろうね。
そんなわけで、過去の記事ではほとんど触れてなかったオヤイデだが、価格に比べて異常なほど性能は高い。
モンスターケーブルが最近大量にヘッドホンを出しているのだけれど、ケーブルはベルデンに派手さ、低域の切れのよさ、情報量、どれをとっても負ける。オヤイデとは方向性が違うが、ある方面で完成しているオヤイデに対してモンスターは劣化している印象を受ける。ここらへんがモンスターを信用できない個人的な理由であるが、世間的にモンスターの評価は高い。否定はできないね。
そもそもケーブルの質は線材のそれはさほど関係ない。銅だろうが、銀だろうが、耳で聞いた感じではプラシーボでなんとなく銀のほうがさらさらしてる感じがする程度か。
オヤイデはステンレスの端子を使っているが、これは金の端子を避けたということだろう。
そもそも金はやわらかくて、結局ほかの金属を混ぜた合金になっている。ということは、実は剛性を保つには結局ステンレスなどでも技術があればある程度の精度が出るのだ。で、電気的に一番困るのが変形である。これによって端子の接点が減れば、それだけ抵抗が増える。結局長期的に見て硬い金属のほうが好ましい。といっても、電気が通りやすいのはだいたいやわらかい金属なのだけれど。
それよりももっと変わるのが半田だ。これがあるから特注がたくさんある。半田は熱が加わって線材が劣化する原因があるし、何より、半田自体が抵抗だ。より少なく、より効率的に半田付けできる人に任せられれば質は一気に向上する。オーディオをやってない人は意外と半田というものが盲点になりやすい。気をつけてくださいね。
そんなわけで、こういうことがあるから中国製でも質が高いものができる。というか、日本にそういう工業の基本的な技術に特化した人が減っていることを考えると中国製工業製品は 当たれば 非常に上質なものが買える。
構造も大事で、長くとるコードはしっかりした構造でなければ、雑音が入る。
USBであれば、シールドとサージがついていると非常に好ましい。このサージはデジタルにしか安くではつけられないから割愛する。
ので、簡単にまとめてみると、
線材はそれこそ針金でもよい。
端子はできる限りしっかりとしたもの、かつ、さびにくいものが好ましい。
構造は短ければ取り回し最優先。長くとるならシールドは最低限ほしい。
フェライトコアはあるとよい。あるいはオーディオトルマリンなどをおいてもいいが、どちらも結構高い。
サージはついているものが少ないので電源周りにでもいいかな。
そんな感じ。
個人的な感想だけれど、端子が銅だろうと金だろうと、最終的な微調整であって、その前にスピーカーやイヤホン、そしてアンプとの相性など、どんなものがいいなんてなくて、製品としていいものじゃなく、自作したほうがいいもの、それから製品の規格になってないものなんかもたくさんあるオーディオの世界。
興味があればこんな世界にもぐってみるのもいいんじゃないかな。なんて。
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