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なんか唐突ですが。

心理学を学べば人の心が読めるのかというと読めない。

これがなぜかというと、心理学はひとりひとりの持つ複雑な人間関係に対応していないからだ。

これはある環境係数(社会環境や心理状態)における、人の起こしやすい行動を表にまとめていくような作業である。

代表的な例で言えば、犯罪心理学である。

これは犯罪を犯したという点に着目して、比較的少ない種類の係数(これは猟奇的なものや軽度のもので係数が変わるのだろう)を用いて、行動を予測していくものだ。

ある種、研究的学問というのはすべて数学的に求まるというのが分かっていただけるだろうか。

しかし、数学も、かなり特殊な場合にだけ成り立つ「基本的な考え方」を元にして作られている。それをカバーするものもかなり作られてきたが、人間の学問だ。万能ではない。

つまり学問は 人間にとって かなり分かりやすい原則を示してくれるものである。

分かりやすいことが学問では最重要なのだ。最終的に言われ始めた当時は分かりにくくても、後からそれが妥当(原則に当てはめて理解できること)だとしたら、理論が入れ替わったりはよくある話だ。


話を心理学に戻すが、心理学というものは 実数値で出てくるものではない。なので、鵜呑みにしてはいけないし、法則はあるが、どの法則がどの相手に通じるかというのは はっきりいって、相手の心理状態に依存する。

ちなみに心理学を頭で考えて使うとしたら、相手がこちらに感じている環境係数を計ってやるしかない。これは実際に何回もあって話すしかないので難しいところだ。

ホストなんかは理論じゃなく、体でこの環境係数を計れる。

何より、服装や癖などからも計って、相手に同調していく(あるいは相手を同調させる)技術がある。

ちなみに催眠術は嫌がられているが、これも心理学的なものだと思っている。

これはかなり特殊な環境計数下での、誘導尋問である。

警察の誘導尋問は脅迫ととられがちだが、催眠術は相手とのラ・ポール形成に重点を置いており、環境係数がかなり変わっている。

つまり、相手を思いやることで相手から自分に有益な情報を聞きだすという、ある種WIN-WINの関係なのだ。


確かに世の中には気がついたら何かをさせられていたなんてことを書いている漫画もあるが、そんな暗示をかける人には信頼がないので大体暗示にかからない。というか、かかるのにも時間がかかるので、そんな長く話さないだろう。

ということは、催眠術はそれほど危険な学問では無いのでは、と思う。

私は情報系の人間で、心理学を特別深くやっているわけではないが、やはり心理学というのは社会的なもの。

そして、カウンセリングに使われるものは個人的なものを対称にしている。

つまり、下手に心理学をやるのなら、色彩心理や、催眠術を勉強したほうが、人生では役立つだろう。

オカルトじみているかもしれないが、ちょっと前はやっていたスピリチュアルというのも、私は高度な実践心理学の一種だと思っている。

それが霊感がどうとかは本人のフィーリングだから。別に言い回しでいいんじゃないかな、と思う。霊感がないので実際のところが分からないのが本当のところ。

でも、相手を納得させる話術や言い回しは 参考になるだろう。


特殊な心理学は偏見をもって見られる。

しかし、根本は心理学とそう変わらないし、理論もほとんど同じである。

違うのは環境係数だということをお忘れなく。


※これは あまぎえる の2009年12月24日現在の考えです。

つまりこうだ。イブにこんなことを考えている俺は暇人ということだ。

暇人にかける環境係数はなんだろうな。(ぉぃ
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