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イボルタ(Panasonic)

情報量、迫力、分離すべてにおいて性能を引き出せる能力をもった電池。

性能は申し分ないし、これといって不満点や、電気の流れ方に癖があるわけでもなく、純粋にいい電池。

大容量ゆえか、PHAの低域ブーストと合わさると耳が痛いほど低域が出てくる。この低域の情報量と締まりのよさも魅力ではある。


ボルテージ(マクセル)

バランスがおかしいが立ち上がりもそこそこで悪くは無い。

情報量はあるが、あまり聴きたいとは思わないバランスに。

音楽全体がつぶれる感じの印象。

液漏れしないらしい。


STAMINA EX(Sony)

バランスが惜しいが、イボルタとほぼ同等の性能に感じる。

バランスは高めの低音が強く、低域はべったりとして支配的。

しまりが無いが、これはこれで面白い。

こいつも液漏れしないらしい。


Toshibaの標準的な電池。

情報量は並。過も無く不可もなく。

イボルタになれると情報量は足りないが、耳に優しいし、悪くは無い。

耳が疲れにくいので今のメインの電池。

バランスはそれなりにいい。


オームの電池

安物で仕入れたやつ。

パワー不足で比べる気にもならなかった。



さて、ここまで電池による性能差を考えてきたが、電池の質としてはイボルタが圧勝している。

また、液漏れ対策がなされていると特定の帯域が抜け落ちるらしい。

ということで液漏れうんぬんはオーディオには向かない。

また、ハイパワー云々はどのメーカーでも歌っているので、お勧めはSonyやPANASONICといった電池の大手。

PANAは非常に質がいいので迷ったらPANAにするのも手。

ちなみに充電池でもいいのだが、実験につかったものがAAA4本のため、1.5Vの電池と1.2Vの充電池では1本分の電力差が生まれて音がゆがむため、ここでは使用していない。


充電池として有名なものは

SANYOのエネループ、その上位互換のNi-MH2700、それからイボルタの充電池。

ちなみに充電池ではSANYOがおすすめ。

SONYの充電池やイボルタ充電池もあるけど、Ni-MH2700があれば解決する。


今回はここまで。
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