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ドライバ配置とか種類
 同軸:基本歪みが大きめ。しかも中音が一番歪みやすい印象。勢いはあるけどイマイチ
 フルレンジシングル:音が明瞭。伸びは無い事が多い。
 2Way:ネットワークでバランス整えて使いやすい。
 励磁・静電:別電源必要だけど正直別次元。中音が良く聞こえるけど上から下まで情感たっぷりに出す。上下の細部もちゃんと聞き取れる。


 密閉:箱なりをどう抑えるかが課題になりやすい。調整できれば非常にクリアな音。低音苦手。
 バスレフ:中音にディップが乗る。設計で位相リニアなら良いがそもそもの目的が低域の位相反転なので緩い曲でないとハマらない。
 パッシブラジエータ:低音は出る。密閉のような何か。密閉のような抑圧感がないが、低域がぼやける。
 バックロード:なんかすごいあれ。でかい。割に低音でない。ドライブパワーが必要。デメリットが多い。近くだと空洞音があるので離れて使う。

というかそもそものオーディオにしたって90年代前半からほぼ進歩してないのよね。90年代前半にほぼ完成したって言われる密閉型。92年に発表されたバックロードのスーパースワンであったり。

そこからも主にバスレフの研究が続いてるけどほぼほぼドライバのレベルが上がったとかで。

しかもそれがどう進化したかっていうと、エッジレス・ダンパーレスとかがメインになってきてる。んでドライバ素材もカーボンや合金が増えたけど、あまり良い結果が出ていない気がする。

恐らく例の教授が心酔してる長岡式だって色んな電源回路があるし、電池を使ったものすらある。もちろん据置で。

個人的にはせっかく位相特性の良いフルレンジを使ってわざわざ位相の回転するようなバスレフやバックロードにする必要性があるのかというのが疑問なんだけど、どうなんだろ。定位や輪郭がぼやけるのって一般的にそんな気にされないのかね。

それに対してデジアナの世界って凄く進歩したのよね。素材が。特にファインメットトランスとか、DACチップなんて恐ろしいし、デジタルアンプなんかは電源つめれば効率が恐ろしく良い。

まぁ市販品のレベルは落ちたんだけど。良い物出来たりオーディオが衰退したりで筐体の金属の厚みが落ちてノイズに弱くなったり、それ自体の振動モードで高温がピーキーになったり。

なんだかんだでスピーカーは古いの買って、上流は新しいのを改造する時代になっちゃったんですわな。昔の機体の筐体に詰め込んでやったりとか。だからあんまりスピーカーにお金をかける時代はもう少し先だと思うんだよなー。

確かにスピーカーありきなところはあるけど、中古の名機を買えばいいのである。名機といわれながら5kくらいのものもあるんだから。
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