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時間とは自分が早く進んでいれば長く感じるものである。運動に対する脳使用法とはこの時間の感覚を引き伸ばす修行である。そして、時間が人によって違うのはアインシュタインが気づいたそれに付属するに近いものがある。脳とは如何に力を使わずに物事をこなすかを考える機関である。決して過去の偉人の偉業を理解するためにあるのではない。

いかなる偉人も時間の早さを一定より遅くすることはかなわず、分業を行うことで偉業を成し遂げてきた。

アインシュタインも数学的な確認を妻に任せていたようだが。


時計の速さが ほぼ 一定なのはそれが一定になるように設計されているからだ。

この電子的な(つまり光の速さと等速)精度で整えられた世界で機械式の時計の歯車になるのは、きっとヒトの誰もが時間と才能が等しく与えられていないことや、ヒトにはそれぞれの役割があることを深く了承しているからに違いない。

しかし、深く了承しているからといって、堅く小さな部品であるよりはやわらかく柔軟で、ふたを開けられればすぐにでも飛んでいけるバネでありたいと思う。

それこそ機械式の歯車の力の根幹であるが、それを目指せないものは何かを成し遂げることも出来ないだろう。


きっとこの気持ちを忘れるときが来るだろう。

いや、もう感じているから描いているのかも知れない。


歯車にもなれないような世界でバネになるのはどれだけ難しいか。

そんなことは分かっている。

それでも前に進むしかないから進むんだ。

時には振り向くけど、後ろに歩くことはもう忘れたんだ。

自分の道があるなら歩けばいい。

でも、作られた道を整えるくらいの能力は持とう。


目指す職業は鬱病率TOPクラス。


この道に乗れたとしたら整地するだけだ。


自分だけのやり方で。


俯いてる時間は俺にはない。

生れ落ちたときには時間が足りなかった。

あと何年生きられるか分からない。

60年生きたとしても俺は何を知っているんだろう。

この仮定に満ちた世界で真理をひとつでもつかんで居たい。


欲張りだと笑うかもしれない。

気にしたら負けかなと思っている。


道に迷ってもいい。

立ち止まってもいい。

でも

自分らしく生きていたい。




だから僕は。
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