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タイトルまんまなんですけど、3つほど革命的じゃねぇかっていうEQがぽんぽんぽんとリリースされてます。

〇KirchihhoffEQ?綴りわからんけど、キルヒホッフEQらしいです。
 これ本家見てもらうのが一番だと思うんですけど。。。
 凄いところを上げておくと、やっぱり一番はナイキスト周波数付近でゆがまないってこと。
 ほかのEQだとこれを高周波に棚上げしてしまうために、オーバーサンプリングかけて負荷ががっつりかかってしまうんだけど、これはもうそういうの関係なくそのまま使える。
 そして、そのおかげか高音がかなり解像度高い。
 DEQも持っていて、基本的にPRO‐Q3の上位互換。
 バグ修正も早く、リリース1週間で今バージョン1.7?です。
 バグだけじゃなくて要望が出た機能すぐつけてきた対応の速さ。
 今エンジニアさんがコミュニティで低音の改善要望だしてて、もしかしたらこれ一本で戦える時代が来るかもと話題のお化け。
 イントロ価格12kという安さも含めて環境破壊だと思います。これ必須級です。
 現状だと低音域はthEQorangeを使いましょうって言ってるひと居たけど、個人的にはそっちが高すぎて買えないので、これで良いかなぁ。。。と思ったり。
 まぁ。。。困ったらエーデルワイス君いるから頑張ってもらうしか。。。

〇SplitEQ
 トランジェントと音色に分けて調整出来るEQ。もうね。それ以上の説明ないっすよ。
 ちょっと全体的に荒いけど、唯一性が高いのでしばらくお世話になるかなと思ってます。
 個人的には高低で距離感が変わってるものの調整や、締まりの悪い低音を締める役割で使うかなと。
 歌ってみただけやってるので出番は少なめだと思うけど、ここぞというときに効きそう。

〇Claro
 Sonnoxの地味だけど品質が高い音を引っ提げて、各トラックのバランスを調整するためのツールが出てきた。
 トラック間の干渉を視覚化することで効率よく音圧を上げられるようになる。
 理解できないのは何故DEQじゃなかったのかだけ。ほんとこれだけがマジで謎。
 EQの品質は非常に高い。

他にも欲しいものがあるのだけど、今年のBF前にこんなに金使わされると思ってなかったのでちょっと口座見るのが怖い。。。
やべー。と思いながら。
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別に宣伝じゃないけどYoutubeの動画で見たのがやばかったり、プロが絶賛してたり。

プラグインはこちら。
https://kitplugins.com/products/kit-bb-n105
https://www.toneprojects.com/kelvin-tone-shaper.html

二つとも優秀なんですけど、個別に紹介しますね。

KITのBB-N105
 プリ系のサンプリングで優秀っていうと真空管系が多かったのだけど、こいつは衝撃的だった。
 アナログみたいにINOUTで調整するタイプのプラグインなんだけど、驚くべきはその質感で、高音の丸め方といい、アナログテイストをかなり良い感じに実現してる。
 あとヘッドルームでコンプがかかったような叩かれ方をする。でもデジタルのメリットであるハイが残る。
 叩かれたところがサチュっぽくなって叩かれた感じを感じにくく、非常に使いやすい。
 ナチュラルに粒を立ててくれる。EQも悪くないです。
 ボーカルが通すだけでエロくなるまである。やばい。(紹介とは)

ToneProjectのKelvin
 パープルっていうトランスのシミュがまじで秀逸。
 というかこのトランスと真空管2くらいしか使わない。
 濃厚って感じではないけど、質感の持たせ方がきれい。
 ToneProjectはこういう痒い所どころかすべてに手が届く奥深すぎるプラグインしか出さないなぁ。使いこなせるとは言っていない。


プラグインはあとちょこちょこ触って、マスタリングをFinalizerに任せるようになりました。
TCのソフトはいいぞぉ。
それは置いといても、こいつはホントほんの少し表面を撫でるだけでめちゃくちゃ方向性も変えられるので、毎回「そんなのもあるのか」ってマスターの段階で驚くんだよね。
Samplitudeにして初めて使い方がわかって輝き始めた高価なソフト。
ソフトの使いこなしって結構使ってみないとわからないよね。。。
頭でメリットがわかってるのと、実際使うのとは違うなと痛感する。


スピーカーは端子が壊れたとかでSX500ドルチェのメンテ品に変更。
良い音で鳴ってます。Spiritのジャンパ必要な状態から変わると音の鮮度というか高音低音の速度差が出なくていい。スパッと立ち上がってすっと引くのでリズムつかみやすい。
これが密閉だよなぁと思いながら。

スピーカーケーブルもDHLABSのやつに交換。
こんなやつ。
https://www.dhlabs.jp/product/13
ある程度煮詰まってきたけど、あとはDACの電源だけ高品質なものに交換したい。
10万たまるまで我慢。


あとVT2000ってマイクを改造にだして音聞いてずっと爆笑してたり。
でもマイクプリを選びすぎて今完全に使えるものがない。
比較的マシなのがSoundDeviceのマイクプリだけど、こいつはハイのロールオフが顕著でこもって聞こえてしまう。そんなわけでちょっと選択肢を物色中。
おそらくOZのマイクプリになるかなーと思いながら色々見ているところ。
またMNGしたらブログ書くかも。
最近はDAW関連の話がやたら多いっすね。

結論から言うとメインDAWをSamplitudeに変えました。
手持ちDAWはFL、S1、Samplitudeに。

FLは音質は問題ないけど、音がかなり硬い。
ツール類やスペクトラルビューといった強力な武器、アプデ無料はやはり大きい。
本格的に始めるならまず間違いなくおすすめの筆頭。
どちらかというと打ち込み向きだが、それはそれとしてもエディット品質や対応速度、ルーティングの自由度など、GUIに慣れればまず間違いなく一番痒い所に手が届くDAW。

S1。こいつはプラグインの対応がやや弱いことが多い。
どちらかというとプラグインメーカーの問題だけど、美味しいプラグインの機能が使えなかったりする。それを差し引いても内部処理64ビットの音は良い。そのうえで変換の際に補間する関数によりトランジェントピークがおかしくなることがある。コンプを扱いにくくなるのでこのバグはしばらく様子見する必要がある。
MACの時には感じたことがないので、おそらく設定にも依存するのだろうが、何にせよ出るは出るのだ。
S1のディザーは弱い。それがもとでリアルタイムと書き出しで印象が違いすぎて困ることが多い。
内臓ディザーを切って、外部のディザーにするのが必須。
自分はGoodDitherっていうやつを使ってる。19ドルという安さから驚くほどクリアな音質が得られる。ただ、S1の64ビットと合わせるとクリアすぎていたい音になることも。そこは調整。

本命。Samplitude。
とにかくアナログ感のあるモニター音が優秀で、出力段にテープシミュが挟まっていて、書き出しとモニタがあまり変わらない。S1と比べても音圧が高く、セコイアほどじゃないが、音質も悪くない。というかセコイアがやばいだけで、音質勝負で言えば数万のDAWでは上位だろう。
セコイアのシルキーなのに押し出しもある音はちょっと反則ですね。
そんな感じでモニタしやすいのと、音質が良いこと、歌ってみたのサウンド傾向にはS1よりも相性がいいことなどが主な理由だけど、プラグインとサウンドの相性も影響した。


サチュレーションを多用することが多いのだけど、S1と汚し系は実はヒスっぽくなったり低音が甘くなったりしやすく、実はあまり相性が良くない。
SoundtoysのDecapitatorの導入、TCのMD3(ノーマライズ部分が汚れる)の導入も相まって、汚したら汚した分前にでて、かつアナログっぽくまとめられるというのが試用してわかった。
実質的にデメリットが消えるのだ。

というわけで導入。簡単な話だ。

そしてこの特性によって輝いたプラグインがTrueIron、StageOneである。
汚し系筆頭のトランスシミュであるTrueIronがボーカルの情感出しとして機能しやすくなった。
StageOneはコンプの前に入れて広げてやることでボーカルの口を広げられる。
半面S1の時より奥行きは取りにくくなったが、まぁ仕方なかろう。やりたければ何とかする、って感じだ。

GUIが見やすいのと、S1よりイメージや周波数バランスを確認しやすく、プラグインのプリセットが固まっていれば優秀なワークフローを組めると思う。
値段がかなり高いのがネックだが。。。パッケージはいらないソフトしかついてこないので安いのを買った。
ま。メロダインはS1買った時点でついてきてるしな。それ以外はFLで事足りる。

音源もらってなくてジャッジする人が居ないけど、これはいろいろはかどりそうで楽しみ。
音源もらえんかなー。

気がついたら全然書いてないブログですね。

色々あるけどあんまりMIXを何のためにするのか書いてないところが多いので、そこから書いてみようかなと思ったり。とは言っても時間かけたくないので文字だけ。
ピンポンや左右にリードボーカルを振ったり、エコーの詳しい解説は今回しないのであしからず。簡単な歌ってみたMIXのみを想定しています。
役割と使ってるツールは分けようか悩みましたが、役割ごとにどばっと書きます。
分けると視線が上下に散らばってしまいました。

【MIXとはなんぞや】
歌ってみたなので、目的はボーカルのイメージを落とし込む作業と定義します。
そういうイメージにあったエフェクトや音量、音色、位置の調整をしていく。
レゴブロックとかで音の建物作るみたいなイメージでやってますな。

本来はMIXの後にマスタリング(デジタルファイルへの箱詰め)って作業が入ってくるんですが、ややこしいので今回は割愛。マスタリングでも音を変えていける人が居るので、奥が深いです。
ちょっとそこまではいけないかなと。


【項目と対応するエフェクター/使用プラグイン】
大まかに リズム、音程、音色、奥行き、左右定位で見ていきます。
基本はこの5項目だけ見ていれば問題ないかと思っています。
逆に言えばこの5項目を見られるモニター環境は大前提です。
使用プラグインは自分が使ってる代表格のみ。

1.リズム
 解説
 音楽を音楽足らしめる最重要項目ですね。
 リズムは音の長さ、強弱で表現するモノなので、聞こえる時間やアクセントを強調するものを使います。
 コンプレッサー、トランジェントシェイパーが該当します。

 使用プラグイン
 TCELECTRONIC DYN 3000
  調整できるアタックの幅がやや狭いが、リズムを浮き彫りにするキレの良さと解像度がすさまじいコンプレッサー。
  ケタ違いなので一度試してください。記事を書いた時点では代わりが無いです。
 Flux BitterSweet Pro v3
  ボーカルでも使えるトランジェントシェイパー。(のはず)
  かなり変わるんですけど、ダイナミックマイクでの録音にしか使うことは余りないですね。


2.音程
 解説
 頼まれてもやりたくない作業の代表格です。(解説じゃなかった)
 基本的に音色がその音だけ変わったり、細かい表現が消えるのでやらなくて済むならしない方が圧倒的に良いです。音質が明確に下がります。
 自分は音感やリズム感がないので、検出してほぼ自動追従で合わせたあと、自然に聞こえるように耳で微調整します。
 リズム・コード検出・ピッチ変更ソフトが該当します。

 使用プラグイン
 zPlane deCoda
  リズムとコードの検出ソフトです。便利。
 Celemony Melodyne
  ご存知。メロダイン先生です。特に言うこと無いです。StudioOneだと標準でついてます。


3.音色
 解説
 せっかく情感たっぷりに録音できても、倍音が乏しく、曲とマッチしない、埋もれてしまうのでは美味しくないですよね。
 なので、足りていない部分を増やしてあげたり、そもそも無い部分は電子音を作って足してあげる事になります。
 オーディオで真空管の音が良いとかあるじゃないですか。あれを足してあげるんですよ。デジタルで。
 EQ、エンハンサー、エキサイター、サチュレーションが該当します。

 使用プラグイン
 TCELECTRONIC PEQ 3000
  Pro-Q3を抑えて個人的トップに躍り出たやべーやつ。
  ごりっとすきっと帯域を押し出します。精密にかかるので大ざっぱには調整出来ないです。
 Kush Audio OMEGA Transformer Model 458A
  真空管の音色を付与するサチュ。ごりっごりにかかりますが、凄く美味しいです。
  価格も安いので、気になったら是非。
 PROCESS.AUDIO Sugar
  比較的ナチュラルに空気感を出せるエンハンサ。各帯域に2パターンの音色選択があり、サウンドの傾向に合わせて倍音を付与できる。自由度が高くてお気に入りですな。
  よくInflator?とかをオススメされるんですけど、個人的にはこれが一番ですね。


4.奥行き
 解説
 本来は位相や、距離による高音の減衰で表現されるんですが、オーディオ的には音量が基本です。
 なので高音の調整や聞こえる音量を調整する方向性のプラグインを使います。
 コンプレッサー、EQ、ゲイン調整が該当します。
 ゲインだけDAWの基本機能で申し訳ない。でもゲインを弄るのが一番音質確保は出来ます。

 使用プラグイン
 Korneff Audio The Pawn Shop Comp2
  奥行きの手前側(音量ピーク)の抑えに使用。自然ながら音色調整までこなせる優れもの。
  設定が甘くしか作れないのが弱点ですが、ナチュラルにかかるのでお気に入り。
  人気プラグインと比べるとやや細い音。
 TCELECTRONIC DYN 3000
  リズムでオススメしたプラグインが再登場。
  MIX量を操作することで奥行きの奥側(最小音量)の確保に使用。
  ごりっと持ち上げてくれる上に音が鈍らないので下手にボーカルライダーみたいなの入れるより表現への影響が少ないです。
 TCELECTRONIC PEQ 3000
  はい。こいつも再登場。またTCかよって言われると思うんですが、勿論。
  これも音が鈍らないので気軽に使えるプラグインです。ラウドネス調整として使います。
 Leapwing Audio StageOne
  モノラル音源でも奥行きを弄れます。これをボーカルに薄くかけるのがお気に入り。
  歌ってみたのボーカル音源は立体感が出にくいのでこういうのを使う場面があるわけですな。
  マスタリング向きの扱いですが、個人的にはマスタリングで使うと支配的になるので使いません。


5.左右定位
 解説
 音が右にあったり左にあったりっていうのを決めます。
 あとは一口に左右方向の定位と言っても、真ん中に定位した音が左右に押しつぶされるようでは物足りないですよね。そこは音を左右に拡げたりします。
 厳密には音量や帯域バランスを見ることが多いですが、今回はボーカルMIXがメインなので輪郭に焦点をあてます。
 ステレオイメージャー、サチュレーションが該当します。

 使用プラグイン
 Leapwing Audio CenterOne
  MidとSideのバランスをM/Sしました!って音にせずに、ステレオイメージの微調整が出来ます。
  ぶっちゃけ変態。どちらかというとマスタリング向き。
 
Acustica Cream2
  コンプです。つっこむのは待ってください。こいつを通すだけ通します。
  輪郭がかちっと出ます。真ん中じゃなくて外側の、他の楽器と重なるような場所が立つので帯域がかぶっても負けにくくなります。


以上、簡易解説と使ってるプラグインでした。

エコーはわりと何でも良いんですが、最近はNeoverb使ってます。
MIX始めましたって感じならディレイ、ダブラー、エコーが欲しいと思うんだけど、基本DAW付属で、エコーはヴァルハラのやつを使っておけば良いかなと思ってます。

オーディオ関連の話もあるんだけど、それは別件なのでこの話はここまで。では。
結論から言うと、DANTE接続はネットワーク経由でなければ使えないとのこと。

PC/MACで対応しているDanteControllerなるものがなければ使えない模様。
AVIOのUSBがiOS対応しているので、IPADでもホストになれるのではと思ったのだが、なれないとのこと。
これは仕様が分かってなかったから仕方ないな。勉強代高いけど、X2Pは普通に使うことにする。

さて。んで、AIFのほう。
audient EVO4。こいつはこの価格では最適と思われる選択肢。
何が凄いのかというと、マイクプリのSNR。
マイクプリって低価格はどれも同じような感じなんだけど、コンソール作ってるガチのメーカーが真面目にマイクプリを出したらこうなったって感じ。
低音は膨らむが、質感は薄い感触。高音は細いけど必要分でてる。
SNRから来る全帯域への見通しの良さがあり、明瞭。
マイクカラーが強くでるんだけど、ここはフラットよりも高音強めや、スモールダイアフラムの方がナチュラルに録れるかなと。
ただ近接効果もそれなりに有るとか、低音もちゃんととらえてくれるマイクの方が実体感がでる。リニアにハイあがりなSE7ペアを使ってみたけど、音がかなり弱め。自然だけど、暗い感じになっちゃうね。

このメーカー。昔からなんだけど、2chインで認識するからマイク一本だと左からしか録音されない音源ができ上がるのでそこだけ注意。

良い機能がついている。スマートボリューム。
これは最初の設定時に大声出しとくとマイクの音量を調整してくれる機能。録音する人にはうってつけ。

仮想ステミキやOBS(VSTホストも出来る配信ツール)の使用者が増えていくなかで、こういう一点突破型のツールは今後強みが出てくると思っていて、その中でもマイクプリのSNRがクソ高いというのはかなり録音・配信問わず、現環境に馴染むんじゃないかと思ってる。

何にせよ、2万しない価格でSNRだけなら10万以上の単体マイクプリと戦えるお化けなので、気になったら試してみて欲しい。

いやー。正直簡易録音ならAT2035にEVO4、クラシックプロのマイクケーブル使っとけば最悪なんとか録れるじゃんって思いながらマイク探してる。
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