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最近はDAW関連の話がやたら多いっすね。

結論から言うとメインDAWをSamplitudeに変えました。
手持ちDAWはFL、S1、Samplitudeに。

FLは音質は問題ないけど、音がかなり硬い。
ツール類やスペクトラルビューといった強力な武器、アプデ無料はやはり大きい。
本格的に始めるならまず間違いなくおすすめの筆頭。
どちらかというと打ち込み向きだが、それはそれとしてもエディット品質や対応速度、ルーティングの自由度など、GUIに慣れればまず間違いなく一番痒い所に手が届くDAW。

S1。こいつはプラグインの対応がやや弱いことが多い。
どちらかというとプラグインメーカーの問題だけど、美味しいプラグインの機能が使えなかったりする。それを差し引いても内部処理64ビットの音は良い。そのうえで変換の際に補間する関数によりトランジェントピークがおかしくなることがある。コンプを扱いにくくなるのでこのバグはしばらく様子見する必要がある。
MACの時には感じたことがないので、おそらく設定にも依存するのだろうが、何にせよ出るは出るのだ。
S1のディザーは弱い。それがもとでリアルタイムと書き出しで印象が違いすぎて困ることが多い。
内臓ディザーを切って、外部のディザーにするのが必須。
自分はGoodDitherっていうやつを使ってる。19ドルという安さから驚くほどクリアな音質が得られる。ただ、S1の64ビットと合わせるとクリアすぎていたい音になることも。そこは調整。

本命。Samplitude。
とにかくアナログ感のあるモニター音が優秀で、出力段にテープシミュが挟まっていて、書き出しとモニタがあまり変わらない。S1と比べても音圧が高く、セコイアほどじゃないが、音質も悪くない。というかセコイアがやばいだけで、音質勝負で言えば数万のDAWでは上位だろう。
セコイアのシルキーなのに押し出しもある音はちょっと反則ですね。
そんな感じでモニタしやすいのと、音質が良いこと、歌ってみたのサウンド傾向にはS1よりも相性がいいことなどが主な理由だけど、プラグインとサウンドの相性も影響した。


サチュレーションを多用することが多いのだけど、S1と汚し系は実はヒスっぽくなったり低音が甘くなったりしやすく、実はあまり相性が良くない。
SoundtoysのDecapitatorの導入、TCのMD3(ノーマライズ部分が汚れる)の導入も相まって、汚したら汚した分前にでて、かつアナログっぽくまとめられるというのが試用してわかった。
実質的にデメリットが消えるのだ。

というわけで導入。簡単な話だ。

そしてこの特性によって輝いたプラグインがTrueIron、StageOneである。
汚し系筆頭のトランスシミュであるTrueIronがボーカルの情感出しとして機能しやすくなった。
StageOneはコンプの前に入れて広げてやることでボーカルの口を広げられる。
半面S1の時より奥行きは取りにくくなったが、まぁ仕方なかろう。やりたければ何とかする、って感じだ。

GUIが見やすいのと、S1よりイメージや周波数バランスを確認しやすく、プラグインのプリセットが固まっていれば優秀なワークフローを組めると思う。
値段がかなり高いのがネックだが。。。パッケージはいらないソフトしかついてこないので安いのを買った。
ま。メロダインはS1買った時点でついてきてるしな。それ以外はFLで事足りる。

音源もらってなくてジャッジする人が居ないけど、これはいろいろはかどりそうで楽しみ。
音源もらえんかなー。

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