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どうやら機材の性能を引き出すには機材それ自体の振動モードと電源の品質を調整しなければいけないらしい。

電源部分の質なんですが、例えばドロッパ等のレギュレータで電圧を丁寧にあわせて行っても、電源自体もまた回路なので、さらに上の電源の影響を受けるわけです。で、これを緩和するために多段で安定化した電源を使うわけですが、これを行うときに、一度高圧にしてノイズの影響をさげようというのが200Vからの減圧だと思うんですが、個人的にはノイズ減衰特性の高い100V用アイソレーショントランスがあれば問題ないと思うんですが、性能が高いから音がいいというわけではなく、振動対策や電磁波対策など、微調整が必要です。

トランスは電源投入を繰り返して位相が合うように唸りをききながら調整していくわけですが、この唸りがあると振動してるので音質が悪くなる。ということでうねりが小さくなってても、上と下に御影石を置いて出来る限りの振動を抑えます。これやるだけでかなりピントが来るように。

んでその1次2次トランスの前に壁コンセントや家のヒューズがあるんですが、壁コンセントはやや硬めのもの、ヒューズの近くには制振を。ヒューズは細い線の中を大電流がとおるのでかなり振動するんですよね。そのときに電磁誘導とか、筐体との共振とか、相互作用することで電源に負荷がかかるので対策しておいたほうがいいと思います。コンセントに関しては端子自体がコンデンサなので、挿してないところにはカバーをするなどの対策が必要です。あとは接点抵抗のためにある程度締め付けが必要なんですよね。締め付けることによっても振動を回避できます。

そんなわけで音質改善の基本は全ての端子振動モードを調整することと、徹底的な電源部分の性能向上です。

回路はどうでもいいというわけではないんですが、回路も大事だし、パーツも大事だけど、最終チューニングありきなので、機材に関しては欲しい音を出す機材を耳を使って選んでくるしかないわけです。市販品で音楽的なものをというのはかなり厳しいんですよね。特にアンプは。なので機材を選ぶ時は足を運んでください。

でも電源はいいものが割かし決まってます。なので一度検索してみてください。結構情報あります。

自分はピント優先で周波数特性はあまり気にしないので、フラットな傾向が好きな人は俺の環境ではあわないかもしれないです。ややドンシャリぎみの中域下が厚いのが好きです。ローエンドはあまり求めてません。密閉使いなので仕方ないと思ってます。

調整とかいたのはあんまりピーキーにしすぎるとデジタルの臭さが出てしまうみたいなんですよね。なんでも程ほどに。

そんな感じで。


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