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オンキョーなどの会社が出している 24bit,96kHz(or 192kHz)の高音質音源。

96kHzでも今までのCDの標準の44,1kHzの2倍以上で、基本的にアップサンプリングをする場合はこれに正の偶数倍をかけてその間を補間アルゴリズム的に情報の水増しをする。

しかし、これでは元の情報とそれほど変わらない。特に感情表現において、人間にその微小時間の音量の差を聞き分けられるなら、大きな差である。

が、個人的には時間当たりの情報量が増えるだけで、結果、受け取った電気信号の総和の比率が変わり、音が変わるのだろうと推測する。人間にそのような微小時間の音を聞き分ける能力はないと思っている。それは前の記事の目の情報のコンプレッションでも書いたとおりだ。

ということは、微小時間における微妙な空間的表現がこのサンプルの数によって変わってくるのではないかと考えられる。

お前言ってることおかしいぞというのは 自分でも。しかしオーディオ記事なのでそこらへんは許していただきたい。

つまり、微小時間とはいえ、時間差が細かく、何回も重なって変わっていく。つまりこれは時間的な滑らかさがあるということだ。ということは当然音は時間によっても耳に入る速度が変わるのだから、これは到着速度 すなわち空間表現能力ということになる。

という感覚的な想像ばかりの話だけれど、物理的にあってるのか高度な計算ができない。&図かくの面倒くさい。

ということでMP3(16bit,44.1kHz)の320kbpsでも人間の可聴域としては十分だし、正直解像度に関してはそれ以上を用いても差異は認められない(少なくとも空間表現以外のものを感じない)。ということはやはり一定以上の情報は人間は空間として受け取っているのだろう。

しかしながらなぜ。というのは実はレコーディングの際にA/Dで情報が一気に落ちてるんですね。それをできうる限り減らそうとするとレコーディングするデジタル側のレートをあげてやることになる。ということでより原音に近い音を取れるということでそのような高音質音源が動き出したわけです。

しかし、ミキサーなどの機材がいまだに44.1kHz なので、対応しているところ(だからこそオンキョーなどの少数の企業しかでてない)でしかできないのだ。

それから家庭用の機器の対応もまだおいついていない。ということで高音質音源といえど、PC専用なのだ。

しかしオーディオ業界ではピュアオーディオの温かみというか、丁寧さはでないといわれてきた。(新作の登場によってどうなるかはまだわからないが)

しかし、音源という点に関してはPCのほうが優れてきているという現状。これからどうなるか見ものだが。

ここらへんのオンキョーなどの対応がどうなるかに期待。


てなわけで今回はこんな感じで。

12月はUSB接続の注目商品が目白押しです。特にUSB AUDIO CLASS 2.0対応製品があつい。

ちょっと探してみては。
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とくに結果に変更ないので放置。
実は目と耳とでは波の種類が違うからサンプリングのときに得られるデータの意味がデジタル的には変わるんだが、人間の演算結果として感覚的には変わりないのでこれはこのまま残しておくことにしている。つっこみ不在だった。orz たまにあります。根本的に あっ っていうミス。
かえる 2010/12/04(Sat)10:41:43 編集
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