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基本的には家庭外のノイズは家庭にひっぱる時点の変圧によってほとんどなくなる。ただし地域の人口によっては無視できない程度に残る可能性もある。

家庭内での電源の質の劣化が主たるオーディオ問題の一つ。アナログのものはトランス電源を搭載しているモデルなら問題なかったが、最近はデジタルが主なので、デジタルフィルタをもったタップをデジタル機器の電源に使う必要がある。これによって簡易に高音質化(=実質的には普通になっただけ)が出来るが、デジタルフィルターも性能は価格なり。

中にはファインメットチョークを筆頭に、フェライトコアなどをつけることを推奨する動きもあるが、地味に必要数が多すぎて高いクリーン電源を一つ導入するのが手っ取り早いと思われる。KOJOの製品は素晴らしい。

ケーブルの端子部分は徹底的に振動を防止する方向に持っていくのが良い。高音の位相がそろうのか、周波数特性が変わるのか、実際のところは測定していないし、電源部分を測定しても分からんと思うのでおいておくが、明らかに音が安定する。滲みが無くなる。

また、アースを落とした電源をとった際にもループしないように注意しながら、サージフィルタなどのついたタップを使うといい。最近だとアースはデジタル回路の多い機材のほうが都合がいい気がする。アナログをつなぐとハムノイズが入るだけだと思う。

トランス自体が振動するのでとにかくダンプ。振動を押さえ込む。筐体の薄いところも徹底的に。

正直家電だろうが、安物コンポだろうが、電源さえしっかり詰めれば高級品と回路そんなに変わらないから対抗できる。高級機だって、5万くらいのぐちゃぐちゃした電源部分8割に、すっきり部品点数の少ない5kくらいの音響回路2割の筐体配分、だなんて日常茶飯な出来事なわけです。DDC、USBコントローラ、DAC、ヘッドホンアンプ回路があって電源と同じ体積の筐体しか使わないことからもどれだけオーディオ回路を安定させるために大型の電源が必要かがわかるだろうという話。

正直言い音のオーディオが大きくなるのはこの電源の大型化が原因だと思います。大電量を流すことによって安定動作させ、かつノイズの影響を受けにくくしたり、いらない電気を捨てることによって良い音を生み出してるわけです。だからいい音響回路は電源は大きく、オーディオ回路自体は小さくなっていきます。謎現象ですが、信号には熱雑音やコンデンサ効果を出来るだけ乗せないということです。


前から書いていますが、回路というのは電圧によって動作がかなり変わります。温度によっても変わります。何が変わるかは用途によりますが、オーディオだったら高音の位相はもちろん、周波数特性も大きく変わります。高音位相は低音の質感に影響を与えるので大きな音質改善をもたらします。



ハム対策をしたトランス電源をアナログ回路に。デジタル機器はデジタルフィルタをつけて、出来ればトランスを。ここらへんが大体の高音質化の対策だと思います。


一つフィルタなりを挟むとそれ以降は出来るだけ挟まないで、振動の少ないタップを使ってやるのがいいと思います。高音質タップに関してはネットにいろいろ自作の情報などがあると思うのでぜひ調べてみてください。


にわか知識だけど合ってるのかな?どのくらい合ってるか答え合わせしたいところだけど。とりあえず俺は師匠をもつべきだなぁ。関西圏で凄い人に出会いたい。どこに出かけたらホームオーディオの集まりに参加できるのかさっぱり分からんけどもw

オーディオは好き嫌いの世界というけど、やっぱり大前提に音楽が鳴っている。その上で音楽性にあっているという話だと思うので、電源はF1マシン並みにガチガチに固めていいものだと思うんです。

ただ、その考えで行くと端子の締め付けが強いほうがいいんじゃないかと勘違いする人もいるので、絞めすぎは逆に悪化するという話もいろいろな考慮事項があるんですね。そこらへんを色々試行錯誤しつつやっていくのがオーディオなので、楽しんでいければ良いですよね。




オーディオの面白いところは電源トランス変えても分からんかったけど、電源ケーブル変えたら変わるという人が居たり、例えば低能率SPを使ってる人が「ケーブルで音なんかカワンネェよバーカ」といいつつ、「ドライバのF特が」なんて話をしたり、高能率SPを使ってる人が「ケーブルで音質調整しないと。ドライバの特性をどうやっていじろう」なんて、同じF特を扱ってるはずなのに、アプローチが別になったり、オーディオにはベースになる理論が必要になるんですよね。そこをじっくりと堪能していきたいなと思います。


このブログはある意味自分の成長過程を残してるような形なので、ぜひ突っ込みやここはそうじゃないだろっていうのをぶつけていただけると調べることが増えて助かります。よろしくお願いします。
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