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RTはルームチューニングですね。

書いてなかったので。バランスは高音寄りになって低域はかなり早くなります。響き自体はそんなに減りませんが、帯域が変わるイメージで、全体域で見通しがよくなりますが、高音過多になりやすいかも。部屋特有の篭りが消えて、音の切れ、伸びが大幅に改善します。特に高音の解像度と上に伸びる感じは秀逸ではあります。専用の部屋を作らなくてもそこそこの反響音を作れると言う点では素晴らしいアイテムだと思います。もちろんまともなホールのあの突き抜けるような高音の美しさはないですが。。。

京都にもそろそろまともなホールが一つくらいあってもいいんですが、及第点が一つある程度で。大阪だと結構あるんですけどねぇ。どうにかならんもんか。

話を戻して、
恐るべきは定位の改善で、壁際で使っている自分のようなデスクトップオーディオでも、大幅に音のピントを改善します。

ルームチューニングは確かに恐ろしい効果が出るのですが、やりすぎになりやすく、その場合は大抵、低域がたりなくなるという形で終結します。これは低域がどれだけエネルギー量がないと耳に入らないかという事をよくあらわしている気がします。

特にバスレフとの相性の良いチューニングのような気がします。密閉は案外外部の影響受けます。ただしまわりをデッドにしすぎると元々のデッドさが裏目に出てきてしまう気がします。なので密閉は適度にチューニング、バスレフはガッツリチューニングっていう感じでいいんじゃないかと思います。低域専用の大型ユニットをもつスピーカーなら徹底的に抑え込んでもいい気がします。

ひとまず最安値10kという価格からは考えられないくらい部屋の反響音の野暮ったさ、篭りを改善してくれるので、スピーカーのベースを黒檀とかにしてバランスをとっていくと非常に心地よいサウンドになるのではと思います。

ルームチューニングってのは土台とスピーカーの振動系を制御した上で、部屋の反響で全体のバランスを整える作業です。応答時間によっても周波数帯が微妙に変わって聞こえるし、温度でももちろん変わるのでこのチューニングによって出音が篭ってるかなどかなり影響うけます。逆に一番面白いところでもあります。

本当に音いいっていうと、ログハウスとか、タイル敷きの家になると思いますが、そういう家に住める人は日本人ではあんまりいないので難しいところです。演歌とかだとどうなんだろうとは思うけど、適切な音源が見つからないのでどうしたものかとは思う。

ってことでとりあえず報告。安くでかなり変わるのは確かなので面白い。ただし録音するならちゃんと声を飛ばす方向には吸音材を敷いておいたほうが無難。どうせ後でエコー足すので響きはないほうがいい。


そういえば前にディレイもエコーのうちって言われたけど、いまだにダブリング系処理で声を太くするのの簡易版と考えている俺には未だに納得できない部分がある。音量が同じものを繰り返す場合、それは反響音なのかという疑問は残ってる。 まぁ そんなことはおいといて。 今回はここまでで。

では。
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