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さて。今回のコンセプトを大まかに言うと、バランスが整った音、ノイズはどうせそんな聞こえないから気にしない、低音のダンプ性能はあるけどカタイ音は出さないもの。
そして電源がかなり質のいいものであること。
そしてお勧めないですかと聴いた結果、90年代のORIONやAudisonの2機種がいいよと言われたので、Audisonのものに。本当は小出力なモノが欲しかったのですが、完了品でオークションにすら流れていないので残念ながらノイズが多くなるし取り扱いしにくくなるけど大出力で。
しかしこのモデルをチューニングしてもらおうと思ってたんですが、パーツがない(代用できるものも数が揃えられない)ので、基本的にやっていないとのこと。今回は泣く泣くノーマルでの使用です。
まずは電源ですが、ハム用の30A級トランス電源を贅沢に2台。これだけあっても3万というのは安いよね。ハム用。
ちなみに消費電力は1Aまで触れないので10W程度しか一台あたり消費してないと思います。デジタルアンプなら半分くらいでおつりがきそうなところですね。ある意味トランス式が使えるアダプタ式のデジタルアンプにこういうのをつけてデュアルモノ構成にしても面白いかもしれない。
ちなみに電源入れるとLEDバックライトでメーターが見やすいようになってます。見やすいと思ってそういう仕様にしてもらいましたが、正直見ないのでうざいです;;
そしてアンプはこいつです。
ちょっと配置が大変なことになってるので棚買ってきて後で整理します。発熱もやばいので離さないといけないしっていうところで。おそらく車に積むとあつくなるので暑い状態で保つようにしているんじゃないかと思います。
音はすごいですね。高音から低音までバランスよく出てる上にデュアルモノ構成なので左右分離良い割に音が前に出てきますね。ただし出力が大きいものなので待機ですらノイズが気になりますね。
ただ、チューニングしてないのでピントはかなり甘い状態ですかね。
うーむ。やっぱりチューニングしてほしかったなぁ。。。変なところでチューニングしてもあんまり意味がないし、難しいところだ。
今後DDCとDAC、パッシブプリをいいものに出来ればスパイラル自体は終わりそうですが、チューニングできるところ=修理できるところがないと精神的に不安があるのは事実ですね。ちなみにDDC、DAC、プリはどれも6万からのものなのでかなり先になりますね。
パッシブプリは1万程度のエルサウンドのものを頼みましたが、20日以降の納期ということでだいぶ先ですね。
いろいろやりたいことあるけど一先ずこんなもんでしょう。機材としてはDDCが最優先かな。
一番やりたいのはチューニングだけども。
そんな感じで。では。
※追記
その後うだうだ言っていたらToneFlakeさんから一番簡単で効果のあるやつなら一つ7kでやったげるよ。と言っていただけたので話がまとまり次第ToneFlakeさんに送る予定です。wktkがとまらん。
Bialbero Proto1の音を聴いてから市販品ノーマルでは納得できなくなった部分があって、そうなるとオーディオだと本当にハイエンドになるわけです。でも、プロオーディオってそういうのじゃないらしく、回路自体は使い古されたものを使ってることが多かったりするらしいです。
ただ、聞こえかたとかに関してはかなりうるさく、ここの音が聞こえにくいだとか、ここらへんの周波数の位相がずれてるとかかなり細かいところが重要らしいです。ワシには何がなんだかさっぱりですが、出てくる音は確かに凄いの一言なんですよね。完全にシュガーさんの作る音に傾倒してます。
ってことでまた引き伸ばす予定。これがパワーアップしたら人呼んで聞かせたいレベルのサウンドになるぞ。。。。楽しみだ。
もう楽しみだとしか言ってない気がするけど、気にしてはいけない。興奮がやばいだけだ。このバランスで位相がそろったら。。。 うむ。そうなると長かったシステム構築も上流に手を出さなければ一段落。
ってことで、暫くこの話題は続きます。 お楽しみにというか、覚悟してねと言うか。 というところで。
さらに追記。明日あたりに口座と送り先を聞いて発送する予定です。おそらく今の忙しさも考えると大体2週間くらいはかかりそうですね。気長に待ちますよ。
そんなことは置いておいて。アンプに関しては新しいからいいというわけではなく、実は理論的にはもう90年代あたりから変わってないんですね。でもパーツやチップの性能が格段に上がって、簡単に一定水準の性能を出せる時代にはなりましたが、音質的にはリアルでないことが多いです。これは勿論、位相が来てない事や、音量バランスが悪いこと、アンプにパワーがないこと=ダンピングファクターだけでなく、方式によってもこれはかなり違います。チップには真似できないパワーがディスクリートアンプにはあります。真空管であれ、トランジスタであれ。で、そういうアンプって量産できないので、結局はプロにチューニングしてもらって設計の良い部分を引き出してあげるわけです。
で、新しいことによる弊害も実はあるんです。あまり取り上げられませんが、昔は10Wとかが主流で、残留ノイズが多いとはいえ、気になるほどのものはなかったのですが、今は家庭用ですら80W級なんかも当たり前にある。これがどう影響するかっていうと、まずスピーカーに悪いことと、ゲインが高いってことはSNRもその測定値があてにならないことになる。 つまり残留ノイズを導き出して、それをW数を固定して比較するか、単に残留ノイズを比べると、新しいほうが性能が下がっている。また、チップに関してもDFを意識しすぎた設計によって位相がおかしかったり、負帰還のかけすぎで音が詰まってしまうわけです。そうなると設計理念よりも全体としての音楽性のなさのほうが前に出てくるんですよね。それは聴いていて楽しくない。
良いアンプってのは高音は本当に位置からして上に伸びていきますし、低域はまっすぐ飛んできます。それでいて柔らかくて耳障りがいいのです。中域は解像力が凄く、声とエコーは距離的に開きを感じることが出来ます。もちろん左右分離による輪郭のよさや高周波特性がよいことによる音のピントの良さも影響します。性能=音な部分はありますが、あくまで良い音というのは立体感があり、かつ、ハイエンドオーディオのように音が細くならない、そこをしっかりと性能で補っている、ピラミッドバランスの音なんですね。
オンキョーとかのように高音ばっかりしっかりするのはそりゃ一般受けはし易いんですが、マニア的には ? が沢山つきます。一企業に一つくらい恐ろしく素晴らしいものがありますが、その開発者は総じて独立していますね。企業には企業のやり方があるので、そういう音を求めると合わないんでしょうね。
色々あったんですが、結局自分の場合はToneFlakeさんところの音にはまったと言うだけで、ガレージはそれぞれ固有の良い音を持っているので、貸し出し機などを借りて聞いてみるのがいいと思います。
ノーマルの商品を電気的にも機械的にもチューニングするのが一番の音質改善です。機械的にチューニングしたり、筐体変えるだけってところもありますが、それだけだとやっぱり性能自体はあがらないので、多種多様な音楽性には対応できないんですね。これに関してはちゃんと電気的にチューニングしてもらいましょう。機械的なチューニングは自分でやるべきことです。部屋によって違うのですから。
ここまでをまとめると、音のバランスが良い市販の(小出力)アンプを買ってきて、気に入ったガレージで安く電気的なチューニングしましょうと。ハイエンド買うより音いいし、安いです、と。
そいからアダプタ式のアンプとか機材って実は高音質を狙い易いんです。どういうことかっていうと、ハム用の直流安定化電源の大型のものを使えば、超大型電源を使ったセパレートされたアンプと同じことなんですね。しかも電圧を変えることによって丁度いい電圧を探すことが出来るんですね。といっても、電圧は大きく変えずに、定格を見て、最大値を確認した上で、メーターを監視しながら良い音かどうかの判断を数分しっかり聞き込んではメモしてを繰り返して行ってください。 とまぁ、結構安いオーディオ製品は安いものの組み合わせでも回路設計がちゃんとしてれば飛躍的に音質が上がるんです。実は回路自体は同じでも実装が全然違うこともあったり、基盤構成まで同じでも半田で全然音が違ったりします。これは結構重要な部分ですので、是非音が悪いではなく、チューニングに出すことをお勧めします。
電源なんてそんなかわんねぇよと言われるかもしれませんが、それはあなたの耳で確認してください。確実に変わります。トランスの容量でも、大きいほうがお勧めです。特に高音と低音の音質に大きな差が出てくると思います。電源でも音のピントかなり変わります。自分がほぼ崇拝してるガレージは電源が一番大事だといってますね。回路自体は定番のもののようですが、確かに人気の製品よりも音がいいのです。つまりスピーカーを朗々と鳴らしてくれるのです。どれだけ回路をエラーなく、また安定して動かせるかは電源のノイズがいかに少ないかで決まるといってもいいくらいに影響が大きい部分なんですね。
ってことで、安物オーディオと言わず、今の機材に少しだけ投資してみませんか、と言うのが今のオーディオ好きとしての提案です。
ひとまずざっくりメモと提案と。少しでもオーディオマニアが増えて欲しいってところで。
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