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金が無いので要らなかったヘッドホンやアンプを売ってELACの一番安いスピーカーを買いました。
BS52.2というモデルで、何故これにしたかというのは前にも書いたように、密閉型だったから。
密閉の良さは低音が遅れないので音の締りが良く、悪いところは低音の量がでないこと。基本的に箱の良し悪しは低音の質に関わる。
それからフルレンジバスレフは中抜けしてしまっていたので、2Wayのものに。これによってほぼ位置的にはバスレフと同じ程度の高さに収まった。解像度が上がったので結果的には音像が小さくなってピントがきっちり来るようになった。

高音の分解能がかなり改善、中域はちゃんと前に出てきたし、弦のエッジもきっちり来てる。音傾向的にはどうなのかね。foQをどういう風に使うかちょっと考えていこうかと思います。止め具付近には使いますけど、角以外に使うとしに過ぎることもあるので難しいところですね。残ったら全部電源周りに突っ込みます。電源のダンプは全帯域で非常に効果がある。

このスピーカーは本当に至近距離で聴いたときにこそ低域のその蜜な世界観を堪能できると思う。また、情感に優れ、応答性もそこそこ高い。ただしこのスピーカー鳴らしきるならちょっと距離を離して低域多めな石アンプか、フラットな真空管アンプが必要になると思われる。現環境だとデジタルアンプのコイルの関係でハイがちょっときつくなる部分があるが、これはおいおい真空管や石と交換したい。あくまで省エネなものに限るが。ということは真空管はきついので残留ノイズが低いながらどうインピーダンス変化に強いパワフルなアンプを選べるかですね。

課題はあるけど一旦機材方面は一段落として、アクセサリ系で音を調えていく方向でまとめて行く形になりますね。

設置など含めてゆっくりやっていきます。

といったところで今回はここまで。では。
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