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ミキサーの音が悪いって俺が言ったり、Bialberoの製作者のかたがΣ⊿方式は音が悪いって言っておられたので調べたなど。ただしまとまってないので今回はメモ。まとまったらちゃんとまとめ記事で描きます。

まずDACの方式には大まかにΣ⊿方式とマルチビット方式があり、それぞれ相対評価、絶対評価によるDA変換を行います。で、何が違うのかっていうと、相対評価はずれたらずれたまんまって言う人がいるけど、デジタルの精度ってのは案外高い。じゃあその変換した時にチップによってSNRに差があるのは何でっていう話になるわけです。というわけで処理を見てみました。

データをそのままでも評価自体は出来るのですが、ノイズが多すぎて音質的に大きな問題があるんです。そのために考えられたのがオーバーサンプリングして低域の量子化ノイズを減らすってことなんですが、このオーバーサンプリングをしても、高周波の最下位ビットとノイズシェーピングしきれなかった量子化ノイズの端が交わって、正確に電圧を取れない領域が存在するわけです。これがΣ⊿方式の音質の悪さの正体です。

対するマルチビット方式は絶対評価、かつローパスが実質的にいらないお陰で非常に高音質にできますが、ビットレートが増やせなかったり、性能的に限界がすぐに来るので実質的に工業的にはシグマデルタ方式のほうが使われやすいわけです。

それぞれの代表的なものとして、PCM用のチップとしてはPCM1704、ES9018が代表的ですが、ES9018はどうも両方を使ったハイブリット構成のようです。自分はES9018の信者といっても過言ではない程度には9018の音が非常に好きなので、おそらく低ビット化したシグマデルタを複数組み合わせることによって高周波の折り返しとの情報かぶりを減らすなりなくすなりしてあるのではないでしょうか。というのもSNR的に考えても情報のかぶりがあると実現できないレベルになっているからです。旭化成も同等のシグマデルタを出していたのですが、どうも音がよくないといわれていた気がします。

そしてマルチビット方式の中にレジスタラダーというものがあり、それを唯一生産していたのがラブリーエンジニアリング。そう。音を聴いてみたいと騒いでいたDA924です。レジスタラダーは非常に調整が難しく、常に一定でないといけないのに、導線の抵抗値を揃えて、抵抗の温度特性を必ず1:2のまま回路がちゃんと機能し続けなければいけないことや、外部ノイズに弱いことなど、非常にシビアな製品なんです。当然良い抵抗を使うので歪み率が非常に低かったのがDA924が名機と言われたゆえんだと思います。 上げれば上げるほど聴いてみたくなりますね。

ということで、DACにも種類があって、SNRだけで選ぶんじゃなくて、方式でも音が変わるよというのを覚えておいて欲しいと思います。折り返しは高音の特性を著しく下げるので気をつけたいところです。


で、ADCのほうはどうなんだって調べてみたのですが、これがよくわからない。離散時間⊿Σだとか連続時間デルタシグマとか、計測型だとか。見てる限りだと計測型が一番音が良くなりそうなんですが、どうもオーディオ用に使っているという記述がない。SNRとしては⊿Σは確かに稼ぎ易いんですが、精度的にはやや落ちるみたいで何か無いかなと調べています。ADCに関してはもうちょっと調べてみます。





ヘッドセットが欲しいって言ってる人がいたので色々調べてみた。うるさいところでも明瞭に通話できるものとしてエアー伝導、骨伝導タイプのマイク、それから個人的にはオーバーヘッドのほうが身体的な負担は少ないと思うのだけど、ここらへんは難しいところ。というのはエアーにしろ骨にしろ、カナルなりイヤホンタイプなりになってしまう。これは余り耳によろしくない。調べたところやはりまともな製品はParrotのZikしかなかった。こいつは外すと音楽再生を一時停止したり、タッチパネルで音量調整ができたりかなり便利。出たときにも騒いではいたんですが、あんまりつけてる人も見ませんね。やっぱBTだから音悪いのかね?





それからちょっとipadでipad用のアプリ開発できないかと調べたところ、開発環境としてはCodeaというソフトくらいだったので買いました。作れるようになるか分かりませんが、考えてたやつを頑張って作ってみたいと思います。

ipad上で現像したいと思ってみてたらSnapseedってソフトが良さそうなのでもしかしたら買うかも。また、TexTouchっていうテフ編集ツールもあって面白そうです。日本語や画像張ったりは出来るのかな?そこは重要なことなので気になるところですが。いやー。MACもってないので開発はCygwinかなぁ。。。とテンションが下がってたのですが、これは面白そうですね。

スタンドアロンの実行、開発環境というのはやっぱり魅力的です。出来ればアップルにはWinでも開発できるように計らって欲しいところですが、どうなんでしょう。Objective-CはGCCでも使えるようなんですけどね。

ただCodeaでもどのくらいフレームワーク対応してるか気になるところではある。そこらへんはおいおい。勉強しながら少しずつやっていければいいなと思ってます。





BialberoεSをミキサーにつないで見ましたが高音がしっかり来てない。どういうことだ。と思いながら、しかしケーブルが安物の変換にあまり音の良くないミニーミニケーブルをかましてるので音が鈍ってしまってるのかも。端子増えると接点増えるし、半田抵抗もかなり増えるので音質的にかなり悪くなるんですよね。本当はスプートニクとかが欲しいけど金ないのでBialberoのキャッシュバック分で収まる範囲でお任せできるかというメールを出してある。なので、モニタリング、ミキシングのモニターとして使えるかどうかというのは届いてから判断する形になりますね。DAC自体は音質ってそんな変わらないはずなので。ミキサー部分で特性落ちてなければいいんだけど。。。 どうなることやら。




あとまとめ含めて突っ込みのコメントも待ってますので是非書き込んでいってくださいね。

そんな感じで。では。

※追記

Σと⊿の順逆になってますね;;まとめの時は直しておきます。

あとDACにも向き不向きがあって、デルタシグマだとDSDが方式的に合っていて、マルチビットにはPCM(WAVやMP3といった普及形式)が向いています。そうなるとADCのほうはDSDのほうが音質良くなりそうだけど、DSD対応の録音、再生機はまだ少ないです。時間的な解像度が実現しにくいからだろうか。。。 難しい。
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