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あまりしっかりと聴いたことがないので手持ちと定番を比べてみる方向性で。基準は入ってる音が適切にでてくるか、立ち上がりが良いか、レンジが広いか等。
機種の隣の数字は、モニターとしてではなく、音楽を再生したときの音質評価10段階で。
EX29(DirectSound) 5
非常にナローレンジ。100~10kHz程度に関してはヘッドホンとして一番情報量あるんじゃないかという音。圧縮音源では圧縮によるヒスノイズまで描写し、声や楽器のアタック感など素晴らしい。空間も把握しやすく、音の圧力もかなりのもの。ただしミキシングに関してはやや下まで出きらない部分が災いする可能性があるので、900STに譲る。特性は非常によく、素性はいいし、遮音性能も29dBとトップクラス。出ている音は上から下までしっかりと前に出てきて非常に好感が持てる。この音を聞くと他のヘッドホンが如何に味付けされているかがよく分かる。
装着感やみためは中国製のおもちゃと変わらないのでここら辺は諦めたほうがいい。
SRH840(Shure) 8
低域が大きく遅れて鳴り、膨らむ。しかし高音がかなりきつく出るのであまり歯切れが悪くは感じない。中域はやや篭る印象を受けるが、録音時に聴くと自分からその声が出ていると分かる味付けがされて出てくる。これが非常に自然で、モニターしながらの録音に違和感がないので録音がしやすく感じる。解像力はあるのだが、忠実かと聴かれると低域の遅れでそれらしさはあまりない。あくまで自分の声をモニタリングしながら録音するときや、音楽を楽しむ時用のヘッドホン。高音は粒立ちが細かく、繊細だが、耳に痛い。しかし硬い印象で表現力を求めるよりも迫力を求める方向け。
CD900ST(Sony) 7
スタジオ用のヘッドホンとして有名なモデル。やや低域に甘さがあるものの、あっさりとしていて繊細な高音など、ポテンシャルが高い。レンジはそこそこ広い。ただし低域は少なめ。EX29よりは下まで伸びる。というよりEX29が下方向には驚くほど伸びないというのが正解。各帯域別に見るとEX29に譲る場面が多いが、装着感や1台であらゆる楽器をミキシングしたりモニターするにはこちらのほうが良い。鮮やかさはないがすっきりとした音で贅肉がないので聞いていて心地よい音。EX29とは方向が微妙に違うものの、棲み分けが出来ていて競合している印象。繊細さを求めるなら900ST、迫力を求めるならEX29。エレキなどの中域がメインの場合はEX29のほうがしっかり情報量が入っていることが多い。
DJ1PRO(Ultrazone) 7
原音忠実なんて何それ食えんの?状態のヘッドホン。ゾネホンは総じてこの傾向が強く、大体どこかの帯域で他社製品にくらべて大きな特性の落ち込みが見られるのが特徴。それでいて耳障りは悪くないのだからふざけたメーカーなのだが。モニターでは使い物にならない。あくまで音楽を楽しむ機種。特に8kHzの落ち込みがやばい。描写に関してはハッとするときや残念なときなどこれでしか聴けない世界がある反面、はずれ曲だと聴けたものではないなどかなりアップダウン激しい。はずれでもノリでぶっ飛ばすくらいのテンションも持ち合わせていて憎めないのだが。音場がかなり特殊なので持っていて損はないが、モニターで見るならやめたほうがいい。
実はモニターとしてはEX29推しなのだが、音楽も聴けて1台っていうなら900STは恐ろしいコストパフォーマンス。K701とかもいいのだが、やはりヘッドホンである以上は密閉で無いと外で使えないし。というのもある。なので総評としては とりあえず900STは何聞いても安牌で素性も悪くない。 ってことだけかな。後は900STはかなりアンプに左右されるので出来るだけソリッドなアンプ使いましょう。ソリッドであればあるほど900STのうまみが前面に出てきます。安物で済ましたければデジタルアンプでいいと思う。高音は多少丸くなるけど特性が出てないとこのヘッドホンは結構つまらない音で終わってしまうみたいです。低音膨らむアンプとあわせると絶望的な低音になるので注意。
でもぶっちゃけ素性はEX29のほうが圧倒的にいいとかいえない。低域の量で好みは別れるところだと思う。現実でそんな低音が聞こえてくる場面なんてないからEX29のほうが自然だけど音楽的には900STかなといったところ。
とりあえずEX-29を買ったので色々書いてみた。低域のなさは恐ろしいものがあるが、ナローなりに良い音してるし、特性さえもう少し改善できたらうれしいなとは思いながら。とりあえず今回はここまでで。
機種の隣の数字は、モニターとしてではなく、音楽を再生したときの音質評価10段階で。
EX29(DirectSound) 5
非常にナローレンジ。100~10kHz程度に関してはヘッドホンとして一番情報量あるんじゃないかという音。圧縮音源では圧縮によるヒスノイズまで描写し、声や楽器のアタック感など素晴らしい。空間も把握しやすく、音の圧力もかなりのもの。ただしミキシングに関してはやや下まで出きらない部分が災いする可能性があるので、900STに譲る。特性は非常によく、素性はいいし、遮音性能も29dBとトップクラス。出ている音は上から下までしっかりと前に出てきて非常に好感が持てる。この音を聞くと他のヘッドホンが如何に味付けされているかがよく分かる。
装着感やみためは中国製のおもちゃと変わらないのでここら辺は諦めたほうがいい。
SRH840(Shure) 8
低域が大きく遅れて鳴り、膨らむ。しかし高音がかなりきつく出るのであまり歯切れが悪くは感じない。中域はやや篭る印象を受けるが、録音時に聴くと自分からその声が出ていると分かる味付けがされて出てくる。これが非常に自然で、モニターしながらの録音に違和感がないので録音がしやすく感じる。解像力はあるのだが、忠実かと聴かれると低域の遅れでそれらしさはあまりない。あくまで自分の声をモニタリングしながら録音するときや、音楽を楽しむ時用のヘッドホン。高音は粒立ちが細かく、繊細だが、耳に痛い。しかし硬い印象で表現力を求めるよりも迫力を求める方向け。
CD900ST(Sony) 7
スタジオ用のヘッドホンとして有名なモデル。やや低域に甘さがあるものの、あっさりとしていて繊細な高音など、ポテンシャルが高い。レンジはそこそこ広い。ただし低域は少なめ。EX29よりは下まで伸びる。というよりEX29が下方向には驚くほど伸びないというのが正解。各帯域別に見るとEX29に譲る場面が多いが、装着感や1台であらゆる楽器をミキシングしたりモニターするにはこちらのほうが良い。鮮やかさはないがすっきりとした音で贅肉がないので聞いていて心地よい音。EX29とは方向が微妙に違うものの、棲み分けが出来ていて競合している印象。繊細さを求めるなら900ST、迫力を求めるならEX29。エレキなどの中域がメインの場合はEX29のほうがしっかり情報量が入っていることが多い。
DJ1PRO(Ultrazone) 7
原音忠実なんて何それ食えんの?状態のヘッドホン。ゾネホンは総じてこの傾向が強く、大体どこかの帯域で他社製品にくらべて大きな特性の落ち込みが見られるのが特徴。それでいて耳障りは悪くないのだからふざけたメーカーなのだが。モニターでは使い物にならない。あくまで音楽を楽しむ機種。特に8kHzの落ち込みがやばい。描写に関してはハッとするときや残念なときなどこれでしか聴けない世界がある反面、はずれ曲だと聴けたものではないなどかなりアップダウン激しい。はずれでもノリでぶっ飛ばすくらいのテンションも持ち合わせていて憎めないのだが。音場がかなり特殊なので持っていて損はないが、モニターで見るならやめたほうがいい。
実はモニターとしてはEX29推しなのだが、音楽も聴けて1台っていうなら900STは恐ろしいコストパフォーマンス。K701とかもいいのだが、やはりヘッドホンである以上は密閉で無いと外で使えないし。というのもある。なので総評としては とりあえず900STは何聞いても安牌で素性も悪くない。 ってことだけかな。後は900STはかなりアンプに左右されるので出来るだけソリッドなアンプ使いましょう。ソリッドであればあるほど900STのうまみが前面に出てきます。安物で済ましたければデジタルアンプでいいと思う。高音は多少丸くなるけど特性が出てないとこのヘッドホンは結構つまらない音で終わってしまうみたいです。低音膨らむアンプとあわせると絶望的な低音になるので注意。
でもぶっちゃけ素性はEX29のほうが圧倒的にいいとかいえない。低域の量で好みは別れるところだと思う。現実でそんな低音が聞こえてくる場面なんてないからEX29のほうが自然だけど音楽的には900STかなといったところ。
とりあえずEX-29を買ったので色々書いてみた。低域のなさは恐ろしいものがあるが、ナローなりに良い音してるし、特性さえもう少し改善できたらうれしいなとは思いながら。とりあえず今回はここまでで。
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