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さて。タイトルのとおりです。まず現像ソフトのシルキーピクスですが、オリンパス純正のOV2と比べていきます。

これらを書いていく上で自分の好きな方向性の現像を具体的なソフトと傾向で示すと、FlexColorのような自然な色味、雑みのなさを解像度が高いとし、ノイズは少ないほうが良いですが、仕上げは大体コントラストやシャープネスをしっかり効かせたかなり彩度の高い画面です。被写体によって出し方は変えますが、基本的に裸眼のときよりも黄色やオレンジに近い色味で出していくことが多いです。色味はやわらかく鮮やかに、そしてトーンはしっかりとっていくのが基本になってます。

そこで候補になったのが対応したシルキーピクスとライトルームですね。ライトルームは解像度が純正と同等、キャプチャーワンは下手するとそれ以下ですので、今回は排除。そもそもキャプチャーワンはポートレートにそのうまみを最大限に発揮するソフトですから、自分の求めている方向性とは違います。ちなみに親父はキャプチャーワンです。

さて、OV2ですが、傾向はあまり変えられず、シャープな画像しか出せません。あとつまみが少なかったり設定がしづらかったりといいことはあまり無いですね。強いていうなら純正ゆえにアートフィルターが使えるくらいでしょうか。あまり意味がないですね。あと、少しですが色ずれが起こります。これは純正なのににじんで見えるとか微妙意外の何者でもない。解像度もそんなに高く取れないうえ、モアレは同等クラスと最大でも同等までしかありません。使い勝手も悪く、とてもじゃないですがつかってられないです。自分は時間をかけない人間なので比較用の時間も書くと、こちらは30分くらいかかります。

シルキーピクスですが、色ずれなく、解像度ばっちりです。しかし純正に比べると暗所でのノイズ低減に関しては一歩譲りますね。これは自分の数値変更スキルがまだないことも影響していますが。ちょっとダイナミックレンジの取り方に癖があるような気がしますが、ここらへんはシグマのフォトプロになれてしまっているからだと思いますが。。。 で、重さに関してはOV2より体感3倍以上は早いです。操作感はフォトプロのほうに近く、専用ではないので近いといってもかなり違うのですが、扱いやすいですね。これに関しては一枚2分という時間が物語っているんじゃないかなと思います。出てくる画像も純正よりいいのでかなり気に入りましたが、試用期間1ヶ月。使いたいようなら27kとこの手のソフトでは安いので買いたいですね。

それからOMDのレンズで欲しいものですが、フォクトレンダー(コシナ)の単焦点17.5mmF0.95という機種。明るいながら小型素子ということで被写界深度にふりまわされずにすむのではないかと思います。もう一つ欲しかったのはトイレンズで、こいつは注文しましたが、届くのは6月ということです。eBayってPayPalと含めて一回の注文で3つメールくるのね。正直面倒だった。とりあえずこれに関しては忘れたころにまた書くと思います。たぶん自分も忘れてます。 パナライカもラインナップにあってもいいかなと思いましたが、この距離はMFなら結構商品がありますのでそちらを探そうかと。こんな感じです。

画像とかはまた後ほど。いつ張るかわかんないけど。





さて。CAROT ONE というヘッドホン出力つきのプリメインアンプが届きました。これは共同通信社(PCオーディオファン)のアンケートに答えるとアンプが当たるよ!って企画に応募して当たりました。なんで倉庫にいってたDAC引っ張り出してきてヘッドホンをつないでます。なんでヘッドホンアンプのほうのレビューです。

まず付属の電源では特性が悪かったので電源は秋月のものにフェライトコアを巻き数かえて2つつけてあります。巻き数は巻けるだけ巻いただけで計算してません。計算してもどうせ太さ的に巻けないので意味ないですし。なんで純正とは音がかなり違うと思いますのでそこが一点。電源を変える事による音質改善は主に低域ですが、フェライトつけてるので全域で出るはずです。純正はケーブル細い箇所も多かったし、大型コンデンサに変わってるし理論的にも改善してるはず。

んで音のほうですが、非常にノイジーですが、濃厚で迫力のある音です。低域が非常に強く出るので電源変えたことによる改善はでかいですね。左右の分離はそこそこ。特性は悪くないですね。ちょっと高音がピーキーな時はありますが、解像度もあり、どちらかというと前に音を出していく傾向です。雰囲気が非常によく、HiFiとは違うものの、リファレンス的な部分と音楽的な部分の両立がそこそこ出来ていてバランスが良いです。筐体はしっかりしてそうなんですが、動作が毎回安定しないのは真空管だからでしょうか。ちょっと不安な部分がありますね。傾向は低音寄りのドンシャリ。伸びはいまいちですがスタジオでのライブ的で面白いです。中域はやや解像度にしても量にしても不足ぎみですね。なのでかまぼこに合うのかと思いきや、情報量が多くなりすぎてよくわからなくなるのでDJ1PROのような音を削って楽しく聞かせる傾向の機種との相性が良いようです。
見た目はかわいらしいです。が、これならDAC内臓にしたほうが需要あったのでは。アナログRCA左右独立の入力なのでDAC必須となり、小型の筐体ですが、電源とDACがあると結構大きなシステムとなりますね。あまり小型である必要性はないです。
設計は結構こだわっていて、真空管プリアンプ(メインはICだと思われる)ながら、かわいらしくてそんなに高くない。ヘッドホンだけなら廉価のものをつかえるし、3万せずにこれなら満足できそうな音だ。DACはいいものを使ったほうがいいが。。。

全体の感想としては、上と下の解像度はそこそこあり、良い音で鳴っている。中域が凹むのが残念だが、合うヘッドホンならかなりはまってくれそうな気がする。個性は強い。圧力も強く太い。これぞ真空管だというには少し低域の力感が足りないが、小型電源でこれだけやれるかとすこし希望を持たせてくれる音。インテリアとしても良い。が、いい音で聴くにはそれなりの投資も必要とあって、気軽に手が出せる商品ではない。なので単体でなら評価は普通。しかしシステムに組み込んで、一つの音の選択肢とするならそれもいいだろう、といったところ。真空管に興味が無いなら特に必要はないとも思う。面白い商品だが後一押し欲しいところ。今後に期待。


今回はこんな感じですね。次は写真はって終わりになりそうかな。では。
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